Raspberry Pi 5をバッテリーで稼働させる

2024/05/06に公開

Raspberry Pi 5の電源の要件は、USB Type-Cコネクタ、5V/5A(Power Delivery)となっています。2024年5月現在では、この要件を満たすモバイルバッテリーは日本では市販されていないようです。
そのため、12Vのバッテリーから5Vに電圧を下げて、40ピンヘッダーから電源を供給して動かします。

使用ハードウェア

構成図

下図のように接続します。

EEPROMの設定変更

起動後に以下の警告が表示されます。

This power supply is not capable of supplying 5A

Power to peripherals will be restricted

以下のコマンドを実行して、電源の電流供給能力が5Aあるとみなすようにさせます。

sudo rpi-eeprom-config -e

コマンドの編集画面で以下の行を追加します。

PSU_MAX_CURRENT=5000
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