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OpenZeppelin Defenderを用いた、ガスレス・トランザクションの設定
※当記事はこちらの記事を翻訳したものです。
このガイドでは、ガスレス・トランザクションの設定方法を説明します。
ガスレス・トランザクションは、リレイヤー(中継器)を使用してトランザクションを転送し、ユーザーのトランザクションにかかるガス代を負担することができます。
リレイヤーは自己管理することも、様々なサービスプロバイダーを使って運営することもできます。
OpenZeppelin Defenderの使用
OpenZeppelin Defenderを使ってガスレス・トランザクションをセットアップするために
を設定します。
-
OpenZeppelin Defenderにサインアップします。
-
ダッシュボードの
Relay
タブで、"Add first Relayer "をクリックして、Relayerを作成します。
- Name: リレーヤーの名前を指定します。
- Network: リレーを動作させたいネットワーク、ネットワークについてはこちら
- リレイヤーのアドレスをコピーし、そのアドレスにそのネットワークにある資金を送金することで、リレイヤーに資金を入金します。例えば、Polygonネットワークを選択した場合はMATICとなります。
- ダッシュボードの
Autotask
でオートタスクを作成します。
- Name: オートタスクの任意の名前を指定します。
-
Trigger:
Webhook
に設定します。 - Connect to a relayer:先ほど作成したRelayerを選択します。
- Code:コードを入力します。自動入力されたコードを削除し、thirdwebの GitHub からコードをコピーして Code ボックスに貼り付けます。
- オートタスクのダッシュボードからWebhook URIをコピーします。
- SDK のコンストラクタのオプションに Webhook URI を貼り付けます。
例えば、以下のようになります。
React SDK:
import { ChainId, ThirdwebProvider } from "@thirdweb-dev/react";
<ThirdwebProvider
desiredChainId={ChainId.Mumbai}
sdkOptions={{
gasless: {
openzeppelin: {
relayerUrl: "https://api.defender.openzeppelin.com/autotasks/...",
},
},
}}
>
{/* Your App Here */}
</ThirdwebProvider>;
TypeScript SDK:
import { ThirdwebSDK } from "@thirdweb-dev/sdk";
new ThirdwebSDK(signerOrProvider, {
gasless: {
openzeppelin: {
relayerUrl: "https://api.defender.openzeppelin.com/autotasks/...",
},
},
});
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