Vue Fes Japan 2025参加してきた!
はじめに
著者のVueの知識はチュートリアルに毛が生えた程度なので、間違いがあるかもしれません。
ご理解ください。
また、感想欄は講演の内容 + 自分の感想になってます。
セッション聴きながら書いているので、誤字脱字等があるかもしれないです
学生支援制度
今回、学生支援制度を使って参加しました。
福岡から東京行こうと思うと、そこそこお金がかかるので交通費を出していただけるのはすごく助かりました! さらに、チケット代まで出していただけたのもあり本当に食費以外かからなかったです。学生にはありがたい
初のVue Fes
初のVueFes。入り口がわからず、雨に降られながらウロウロしていると会場についた。
まず、入り口に置いてあったオブジェがかっこいい

受付を済ませ、ネームカードをもらった
このネームカードテンションあがる

グッズを受け取って、オープニングへ
ラバーバンド

10:00 - 10:10
オープニング
感想
まず、カウントダウンがかっこいい。

映像なんだこれ、カッコ良すぎる。映像がおしゃれだ
BGMも良い。
kazuponさんの英語のスピーチからスタート。2019年からVue Fesをやっているみたい。
日本人以外の参加者も増えている。
参加人数としては、2018年は約450人だったのが、今年は821人も参加してる!
EvanさんのKeynoteから始まり、29個もセッション、8個のLTがあるみたい。
↑すごい。
今年から初級者じゃなくて、中級者を対象としたハンズオンを開始。
スポンサーいっぱいだ
10:10 - 10:50
キーノート
speaker
Vue.js、Vite クリエーター
Evan Youさん
感想
日本語での挨拶があって、セッション本編は英語。
Evanさん日本語が上手!
去年からVueのダウンロード数が+27.5%増えていて、Vue3が77.6%を占めている。
Align Signals、JSで最も高速なシグナル実装。
Vapor Mode、ベース、ベースコンパイラコア、ランタイムコアがある。 適切に抽象化されている。
エンドユーザー視点の挙動だとVDOMとVaporのコンパイラーは同じだが、パフォーマンスが変わってくる。
現在は、VDOM
Vapor Modeはベンチマークスコアが他のフレームワークと比べてもかなり高い
Vue Language Tools
言語ツールにおけるIDEサポート。
Viteの話
void(0)
void(0)って名前自体初耳だったが、ViteとかVitestとかを作っているところだった。 だいぶお世話になってる。
web開発に詳しくない人はそもそも、なぜJSにビルドツールがいるのか?JSってブラウザ上で実行されるだけじゃないの?
歴史的に、JSはそもそもこんなに使われるのを想定したいなかったみたい。
ブラウザで配信できるのはいいけど、色々問題が起こる。
例えば、ファイル分割したい。だったり、モジュールを何千も読み込むのは現実的じゃない
babel、JS用にJSで書かれたビルドツール。
パフォーマンスが問題になってきている。
WebpackやBabel、Jestは起動時間が遅い。ビルド時間が長いと開発体験が悪い。
そこで、過去5年間で次世代ツールが登場
JS用に書かれているが、ネイティブ言語.
zigやRustで書かれている。
ZeroではRustを選択。
JSとNativeでは速度が違う。

void(0)
Vite、Vitest、Rolldown、Oxcなど..
Vite毎週3600万ダウンロードされているらしい、えぐい
JestがVitestに置き換わっている. Rolldownはあまりダウンロードされていなかったが、大規模企業で稼働していて、ダウンロード数が爆発的に増えた
Oxlint
ESLintよりも50~100x 早い
600以上のESLint ruleサポートしてるらしい
カスタムJSプラグインサポート
独自のプラグインを対応しないと、エコシステム全体の移行ができない問題が発生する。確かに、lint系はカスタムプラグインをよく見かける気がするので納得
Oxfmt
いまalpha版
Pretterのテスト 92%
Prettierより45x早く、BIomeよりも2~3x早い
フレキシブルな改行オプション。
Rolldown
ESBiuldよりも早い
Vite
マイナーバージョンなのであんまり変更ない
RSCサポート
Vitest
4.0 just release
ブラウザモード。
インテグレーションテストが実際の環境と近くなる
Rolldown-Vite
完全に互換性がある
次のバージョンのvite
dev full bundle mode
開発者サーバーの起動が早くなる。
サーバースタートが15倍、ページ再読み込みも10倍高速化できる
↑これ、大規模になればなるほど気になる問題だから解消したら助かりそう
Rust is fast But...
Rustaceanなら、Rustで書けばいいのに...って思うことが多いが実際はそうはいかない
JS開発者はJSでプラグイン書くのを好む
多くのカスタマイズプラグインをブンsネキすると、JSでの追加解析を行なっている。
最初のアイデアでは、Rust側にすでに存在するASTをJS側に渡す
リンタールールを実装する時に、全てのASTノードにアクセスする必要はないことに気づく
現状。プロトタイプだが、 Oxc Lazyだと生のoxcよりも2倍以上パフォーマンスが出る。
中間ステップがJSで実行されているから遅いので、できるだけ多くの作業をJSからRustへ。
Vite+
総合ツールチェーン
便利そう

vite+ Plugin
Vite Pluginのスーパーセット
統合ツールチェーンがAI Agentとうまく連携するのが大事になってくる時代だなって改めて感じた
(Hono CLIみながら)
void(0)ってすごいな。
プラチナスポンサーセッション
10:55 - 11:05
VueはAIに弱い?そんなの都市伝説です
speaker:
株式会社リンクアンドモチベーション
フロントエンドエンジニア
中上 裕基さん
感想
生成AI使うならReactって風潮あるが、VueがAIに対して弱いのでは?確かに。これはVue2とVue3による、書き方の違いからきてそう。
VueってAIと相性いい。Figma MCP使っているらしい。
画面丸ごとではなく、コンポーネントごとに実装。人間も画面毎に作らないから、コンポーネントごとに実装するってのは僕も意識してるな。
流れとしては、コンポーネント実装、ロジック実装、PR。
ロジックの実装をしてもらうにあたり、 OpenAPIを設計し、AIのAPIとして渡す。するとAPI Client、 pinia colada使っているのでCommand, Query、生成したAPIに対して単体テストを書いてもらって、FSWモックを書いてもらっている。
大事なのは、暗黙的なルールを後出しするのではなく、責務で区切ったレイヤーごとに明確なルールを設定する。
最近は、PRを出すとAIがレビューしてくれる(Copilot, Code Rabitt etc..)。 コーディング規約や、アーキテクチャ設計に基づくレビュー、テストに基づくレビューをしてもらっているらしい。
明確なレビュー観点と必要十分な情報を与える。
簡単に言ってるけど、大変じゃない?
→ 暗黙的にやっていることを言語化するのはかなり大変。けど情熱や好きで乗り切った。こだわり。好きって気持ちが大事
「好きを諦めなくていい」って言葉がすごくよかった
11:05 - 11:15
Storybook 駆動開発で実現する持続可能な Vue コンポーネント設計
speaker
ユニークビジョン株式会社
エンジニア
矢光 隆太郎さん
感想
Storybook駆動開発とは何か。フロントエンド開発での課題があって、
- 手戻りと認識のずれ
- 品質の後回し
- アドホックな作り変え (設計せずに場当たり的に開発してコードの質が悪化)
Storybook駆動開発としては、アプローチとしてStoryを書いてから実装する。
そうすることで、コンポーネントの見た目とコンポーネントの振る舞いを明確化。
Storybook駆動のワークフロー
設計フェーズ
- コンポーネント一覧を設計
- コンポーザブル一覧を設計
- Storyを作成
実装フェーズ - Storyに沿って実装
Propsファーストの設計が促すもの
- 関心の分離
- 処理された設計
- 問題の早期発見
知見
リアルの知見を聞けるのがありがたい。
新規開発ケーススタディ
フローは分かりやすかったが、Story作成の知見があまりないので、モック作ったり、ユーティリティ関数、お手本を用意する。
これは、前Storybookを導入した時に感じた課題と同じだった。 Story作成ってやっぱり大変なんだな。
テンプレート導入したり、Plop使って色々やってたりしたな。
チームでの運用
ベストプラクティス、ドキュメント、スニペット、プロンプトを共有する
変わったこと
- 実装前の共通認識のずれがなくなった
- 品質管理
正常系が通らない状態での開発完了が無くなった
問題の振り返りや薄さ
前、使った時はIssueをCloseするかどうかってのはすごくわかりやすくなってたのを思い出した。
課題
テストのパターンもれ
1 / 4 Story作成コストになっている
LLMフレンドリーの環境を整える
自律的にStoryを読み込んでくれたら確かに楽そう。
学生支援スポンサーセッション
お弁当をいただいた!

11:30 - 12:00
LINE公式アカウントの技術スタックと開発の裏側
speaker
LINEヤフー株式会社
フロントエンドエンジニア
佐野 友亮さん
LINE公式アカウントは、WEBアプリとしてフロントエンドエンジニアが作ってたりする。
LIEN Official Account Magner
Vueが多い、時点TS、JS
汎用的なコンポーネントの設計が求められる
webコンポーネント単位で分割している。
ただ、これだとコンポーネントフローが悪い。
各フレームワークごとに、Wrapperが必要になる。
そこで、Customer Elements Manifest(CEM)
CEM使って、ラッパーコンポーネントを作成。
CEMによって、Webコンポーネントの体験がよくなった
LINEヤフーに入社すると、様々なカンファレンスに参加可能、最新技術を用いたチャレンジングな開発ができる
現状の課題
SSRへの対応
SEOへの対応
プレイドのユニークな技術とインターンのリアル
speaker
株式会社プレイド
ソフトウェアエンジニア
片山拓海さん
ユーザーを知るためにKARTEがいる
一日のdeploy回数
23.15回らしい
たくさんデプロイしてるな
KARTE Blocks ABテスト できるツール。
ノーコードで編集して、すぐにデプロイしてA/Bテストできたりするのは体験すごく良さそう。
mila
行動ログをBigQueryで解析していたが、柔軟な集計が難しい
OLAP データベース「mila」を開発 すご
Vue.jsを8年間使ってきた会社が今考えていること
speaker
Studio株式会社
フロントエンドエンジニア
齊藤広野
ノーコード。 Vueは1系から
vue1, vuex, js コード4万行
Vue3, pinia & vutex, ts コード52万行
Storeの Ba:
bad practice
同じ画面という理由でまとめてStore
似た構造の関数なので、一つのStoreにまとめてある
good practice
関心ごとにStoreを分けましょう
bad practice
Actions内で値の生成も含んでしまっている。
good practice
値の生成はStoreの外部に
Storeは状態管理に徹底させる
bad practice
component側でwatchして別のactionsを叩く
依存関係が複雑になり、挙動追跡が難しい。
good practice
watchは消して
副作用はactions内で完結
solid責務
- 依存関係逆転の法則(DIP)
実務で経験しないと出てこないような知見を聞くことができてよかった。
12:00 - 12:30
kazuponが見つけた才能たち ─ Vue.jsそしてOSSエコシステムを変える開発者発掘術
speaker
株式会社プレイド
Vue.js コアチームメンバー
kazuponさん
株式会社メイツ
Vue.js メンバー
ubugeeeiさん
Vercel
Vue・Nuxt・Vite コアチーム
Anthony Fuさん
株式会社コドモン
ソフトウェアエンジニア
Naoki Habaさん
感想
OSSコミュニティの出会い
kazuponさん
vue.jsがリリースされたばっかの時会社で使う上でライブラリが足りなかった。
勉強会した
ドキュメントの更新から
Anthony Fuさん
OSSのモチベーションは下心だった。大学以外の場所で自分の能力を示したい。
kazuponさんが見つけてくれた
ubugeeeiさん
仕事で必要で触っていた。vueと出会い。レクチャーしたかった。
自分でVueを作ってみるハンズオン。 それをオープンにした方がいいのでは
スクラッチでVue作る
学生・社会人それぞれの始め方
kazuponさん
ライブラリを作ったが、敷居が高い
ドキュメント更新みたいなちっちゃいところから
楽しみながらやる。義務感があると辛い
Anthony Fuさん
自分のためにオープンソースやる。じゃないとモチベーションがない。
他人のためじゃない。
ubugeeeiさん
人と会って、OSSに貢献した。実際にやっている人と会って始める
けど、どうやって会うのか... → Vue Fesで会える!!!
コミュニティ活動の裏
Vue Fes Japan 運営の舞台裏・モチベーション
kazuponさん
定期的にVtokyoやっていた。
現状でやっていたコミュニティからスタート。そろそろカンファレンスやらないか
周りのメンバーに恵まれていた
ノウハウなくて、困ったがたまたまノウハウ持っている人がいた
会場代建て替えてくれる人がいた
順風満帆ではなかった(台風、コロナ...)
rebootイベント
Anthony Fuさん
みんなと出会い。
オープンソース機会でみんなと同じ場所に集まれる。
みんなにお礼を返す。
ubugeeeiさん
無給!
コミュニティ活動する
最初の一歩の踏み出し方
kazuponさん
給料が出ないからこそ、楽しみながらじゃないと続かない。
カンファレンスに参加するのとか、小さいイベント、ブログ書くも貢献になる.
Anthony Fuさん
tipsとして、熟成しているプロジェクトじゃなくて、新しいプロジェクトに参加する。
1000人のうちの1人か、10人のうちの1人なのか
ubugeeeiさん
意外とSNS見てるから、呟いてみると連絡きたりするよ!
FitFits with hacomonoトラック
12:50 - 13:20
フレームワークを超えて:次の10年のウェブを築く
speaker
Nuxt コアチームリード
Daniel Roeさん
13:35 - 14:05
感想
挨拶が良い。
視聴者がリアクションを送れるのすごくユニーク
Nuxtではできない状況はほぼない。あったら教えてほしい。
ダウンロード数が落ちたのはnpmの障害か、あるいはクリスマスのせいか
AIの時代で、歯車のようなに何かに置き換えれるような感じがする。
↑これは事実ではない
web開発の職人。
ものを作る人々、使用するツールは変わる
取り残される恐怖がある。
Twitterやblue skyなどのsns見れば新しい情報がたくさん出てるのが見れる。
新しいものを見るのは好きだが、時代送れるになってるという認識が生まれる。
ただ、見ている情報も世の中にある情報のほんの一部だけ。
web開発でむかつくもの
time、safari、css tailwind css...など
embrace a framewrok
- a framework is inevitable
- a framework is desired
- a framework is the right tool
webpackの設定は難しい。
ベストプラクティスとして体系的か
どのフレームワークを選択する
Nuxe font サードパーティフォンを の問題を解決するために、フレームワークレベルで追加した
フレームワークのいいところは、ベストプラクティスを他の人と共有できる。
早く行くなら一人で行け
遠くに行くならみんなで行け
nuxtの実験的な機能
複数のチャンクを一つのチャンクに統合する
仮想チャンクだったりの話
GitHubでアバターをみたことがあるけど、実際に会ったことない人に会えるのがVue Fes。
たった今、next 4.2がマージされた!?
とにかく、ユーモアがあるセッションだった。聞いてる側がリアクション送ったり、アンケート取ったりしながら話していたため30分とは思えないほど短く感じるセッションだった
あと、ライブマージはマジでビビった
5 年間における Vue 言語ツールの進化
speaker
Vue.js コアチームメンバー、Volar.js 作者
Johnson Chuさん
感想
元々ゲーム開発していたみたい。
言語ツールって言われてなんだろうと思っていたけど、LSPの話だったらしい
one lsp server for vue language support
ts causes all lsp features slow
tsが遅いため、ボトルネックになる
multiple lsp servers
上記の問題を解決するために、考案されたがメモリ使用量がデカすぎる
TSの拡張機能からTS Serviceを読み、vue serverみたいな経由
hybrid mode with named pipes
vue serverからsyntax onlyだけ取ってきて、 vue ts pluginかrら詳しい内容を持ってくることでメモリ使用量減らすし、速度の問題を改善するらしい
図を撮ってなかったのと、なんの話してるのかに気づくのに時間がかかってしまったため
浅い理解になってしまったが、どんな挑戦をしたきたのかっていう道のりを追体験することができてよかった。
フューチャーアーキテクトトラック
14:20 - 14:50
最高の DX - Nuxt Typed Router と Pinia Colada で実現する次世代 Vue/Nuxt 開発
speaker
株式会社メイツ
フロントエンドエンジニア
ナイトウコウスケさん
感想
Composition API生まれ
script setup育ち
いいものにいいねとおう
コントリビューション。
Vueのエコシステム
Vibe Slide、AIと一緒に作っている
ライブラリから言語の未来を見ることができる。
textlint におこおこ。 主観的にで誇張的である
開発者の認知負荷を最小化
本質的な問題解決に集中
ピニャコラーダ、バージョン1にも満たしてない
ボイラーテンプレートが増えてしまう
型安全ルーティング
宣言的なデータフェッチ
Nuxt Typed Router
IDEの補完効かない問題は開発体験悪そう
→ Nuxt Typed Router使う解決できる
型安全なナビゲーション
AIによるコードを静的解析を通して、レビュー漏れを防げる。 生成AI時代になって、静的解析できるってのはかなりアドバンテージなった気がするな
Nuxt Typed Pagesなるものがあるんだ
pinia colada
tanstackに似ているなって思った
依存関係なし(pinia以外)
依存関係ないの偉い
mutation hooks
key設計が大事
メイツトラック
15:05 - 15:35
New Vue:サーバーサイドで動く WebAssembly/WASI プラットフォーム
speaker
Cosmonic
バックエンドエンジニア
Victorさん
感想
WASMについて、軽く説明
asm.js
c/ C++ JS
emscripten
c/C++ LLVM js subset code module
component model
c/c++/rust/js LLvm wasm components
幅広い言語をコンパイルしLLVM経由かバイナリ形式にコンパイルする
なぜwasm
理由はざっくり4つ
- Security
- Efficiency
- Robustness
- Open Source
言語サポートは増えている。
Rustがwasmサポートが手厚い、 goもTiny Goを通してサポートされている。
なぜ現代的なWASMと言っているのか
もう少し開発者にとって使いやすいもの
確かに、言語によって非同期の処理は変わったりするよね
調整するのが難しそう
WASMバイナリはどの部分にもアクセスできないし、ネットワークの通信ができない、ファイル読み込みもできない
WASMはDockerの用に静かに登場し、気づいたら普及している基礎技術
↑これはそうだなと感じていて、徐々にWASMを聞く機会が増えてきてる
15:45 - 16:15
Demystifying Nuxt Test Utils
speaker
STORES 株式会社
デザインエンジニア / nuxt ecosystem team
wattanx
感想
@nuxt/test-utilsがないとNuxtアプリケーションのテストは難しい
DefinePagemeta
ページコンポートのメタデータを設定できる
import していない → Auto import。components, composables, utilsによるコンポーネントや関数はimport文なしで読み取れる
UnimportでAutoインポートできる。
そもそも、Nuxt環境とは
- Nuxt Modulesが動いている
(Auto ImportやdefinePageMetaの設定) - PluginsやMiddlewareが動いている
- NuxtのContextが利用できる
vite:configResole hookでNuxtが設定しているvite pluginがVitestに
Nuxtアプリケーションの流れ
entry.jsからアプリ作成、プラグイン適応、マウント
テスト実行時
run test
run setup files
setupNuxt()から
アプリ作成、プラグイン適応、マウント
つまり、アプリケーション実行時と同じ流れで処理している
mountSuspended
routeを指定すると、ページ遷移が再現されため、middlewareが動く
SSR
setup使うとdev serverが立ち上がりテストできる。
vitestなの、playwrightのAPIを使ってるのおもろいな
tips
nuxtに依存しないVueコンポーネントはjsdomやhappyodom
vueに依存しない node
実装を変更すると動作は同じなのにテストが壊れる
→実装の詳細に依存しないテストを書くべき
まとめ
Nuxtアプリケーションのテストは@nuxt/test-utils使うと簡単にかける
フロントエンドのテストをあまり書いたことないから、テストの書き方みたいなところで参考になるセッションだった
16:25 - 17:25
なんでRustの環境構築してないのにRust製のツールが動くの?
speaker
株式会社ZOZO
フロントエンドエンジニア
ssssotaさん
感想
何故動くのか
→バイナリになるから
完
Rust製ツールの侵食が怖い
CLI, NodeーAPI、WASM
Rustツール怖い
npmインストールしただけなのに...
CLIベースのRust製
DenoやBiome
バイナリが配置される
Node-APIベースRolldown, Oxc, WSC,Rspack
OS/CPU依存のネイティブバイナリ、node.jsと通信でkる
NODE-API、NAPI-RS
WASMベース
OS/CPUに依存しない
若干遅い
wasm-bindgen
NAPI-RS(WASI)
wasm-bindgenは非WASIなWASM
DOM操作APIをRustから
NAPI-RSはWASIベースのWASMも出力
StackBlitz等を支える技術
今後のRust製ツールチェインの進化が怖い。(僕はRustaceanなので嬉しい)
Nuxt4のSingleton Data Fetching Layerで何が変わるのか
speaker
株式会社 コドモン
ソフトウェアエンジニア
Naoki Habaさん
感想
Nuxt4の話
Singleton Fetching Layer
内部実装。
キャッシュ戦略がやりやすくなった
Reactive keyのサポート
自動的データクリーンアップ
→ depsってのがあって、コンポーネントのアンマウントを数えているらしい
同じにKeyでrefインスタンスを共有してくれるのありがたいな
アウトプットから始めるOSSコントリビューション 〜eslint-plugin-vueの場合〜
speaker
弁護士ドットコム株式会社
フロントエンジニア
ツノさん
感想
OSSへの貢献ってハードルが高い。←わかる
気軽にOSSへの参加表明。参加表明をすることで、やるしかないって状況を作るってのも大事かな
ESLint Typegen ↑これ、すごく便利そう
補助輪としてのAI
DeepWiki、Cursor使ってコードリーディング
ESLintに入った
OSSへの貢献は、小さな改善でも感慨深い
技術的に成長できた
eslint-typegenのコアモジュールを利用
カジュアルに参加できた!
Vue.jsのコミュニティは参加表明しやすい!!
実際に、自分が作ったものが大多数の人に使われるってのは嬉しいだろうな..
知覚とデザイン short version
speaker
エンジニア
Rinchokuさん
感想
Vueの話ではない
モノの認識
View Fes Japan 2025
デザインに手を加える時
競合や似たツール、行動心理学を調べる、スタイルガイドなど
ただ、疑問が生まれる
二番煎じになっちゃうんじゃないの?
脳を理解する
視覚野
光
眼
脳
認知
視覚野: ブロードマンの脳地図
V1 ~ V5がある
V4の物体認知について深掘り
色に対する選択制をもつニューロンが多い
パターンなどに反応、奥行きなど..
ニューロンは曖昧な状態で判断している
デザインの話を脳という切り口で考えてるのが、視点としてすごく面白いなと思った。
勿論、競合のデザインとか心理パターン見るのも大事だが二番煎じにならないって意味だと、また違ったこの切り口が良い方向に働きそう
Nuxt 認証基盤作成における Cookie 状態管理のポイント
speaker
フリーランス
フロントエンジニア
shiminoriさん
感想
なぜ独自認証基盤が必要か
-
パッケージの問題
sidebase/nuxt-authを使用予定。
不具合があって、使えなかった -
代替え手段なし
-
ビジネス要件に合わせた仕様にする必要がある
useState でCookie状態管理
composablesを書く
useCookieでトークン管理
SSRでは、useCookieのみだとうまく動かない
なので、useState でCookie状態管理
なぜ必要なのか
複数ブラウザの時の挙動で意図しない挙動した
useStateで管理することで、ブラウザ単位でいけた
うまく運用できてる!
個人でデジタル庁のデザインシステムをVue.jsで作っている話
speaker
株式会社ICS
フロントエンドエンジニア
にしはらさん
感想
アクセシビリティの確保を優先した作りになっている、
誰でも使える
react、tailwind cssを公式は使っている。
vue.jsがない。
デザインシステムのおおよその実装している
依存はvue.jsだけ
vue.jsの魅力
v-model、入力と状態の同期に使える
値のみに注目
コンポーネントにもv-model
コンポーネント感の値に集中
computed
値が不変な限りキャッシュ返す
compute迷わずに使う
useMemoみたいなノリ
コンポーネントの中身の責任を分離したい
→ slotを使って、レイアウトまで責任は持つ
アクセシビリティを勉強するって意味だとすごく勉強になりそうだな。
あと、改めてVueの魅力について語られていてよかった
React Nativeならぬ"Vue Native"が実現するかも? 新世代マルチプラットフォーム開発フレームワークのLynxとLynxのVue.js対応を追ってみよう
speaker
フューチャーアーキテクト株式会社
シニアコンサルタント
永井優斗さん
感想
Reactには、React NativeがあるがVueには...
昔、Vue Nativeはあった。 ←存在だけ知ってるやつだ
lynx
lynxhttps://github.com/lynx-family/lynx
lynx触ってみた
Lynx側に独自のインターフェースがあり、それでReactをラップしているみたいな感じらしい
疎結合感がある
→Vue.jsも行けそう
Vue + Lynxに向けた動き
動いてはいるものの、今動きがない
Bytedanceの資本力にも期待
chocoZAPサービス予約システムをNuxtで内製化した話
speaker
RIZAPテクノロジーズ株式会社
フロントエンドエンジニア
Kaede Katoさん
感想
チョコザップの予約システムをNuxtで内製している。
SPAモードでクライアントレンダリング
UX/レスポンスを優先
Nuxt Server(BFF) を呼び出し、バックエンドのrails APIを叩く
→ データをNuxt Server側で整形できる
Railsのエンドポイントを晒さないためセキュア
Cookieを使用してセッションを確認
アプリ利用時はログインをスキップできるようにして、体験を重視
問題発生
iOSの一部端末で戻るボタンを押すと直前ではなく最初のページまで飛んでしまう。。
↑昔、同じような現象に遭遇したことあった気がする。
アプリの戻る操作では履歴なしと判断される
→ Nuxt側で独自の履歴スタックを用意して対策
特定の端末やブラウザで起こるエラーって対策するのがむずいからエラー起こらないでくれ><って願うしかないな〜
アフターパーティー
豪華な食事とVueやRolldownをモチーフにしたカクテルがあった

1日を通しての感想
Vue Fesを通してVueやVueを取り巻くエコシステム、Vueコミュニティの温かさ、OSS活動に深く知ることができました!
個人的にOSS活動について興味があるのもあって、学生支援コンテンツである「kazuponが見つけた才能たち ─ Vue.jsそしてOSSエコシステムを変える開発者発掘術」はOSS活動についてのリアルを知ることができ、とても参考になりました。
来年は本格的にOSS活動したいな
あと、個人的にイベント参加の際にツイートをとにかくするようにしてて、今回は120ツイート以上はしてたみたいです。
自己満でやっているものの、登壇者目線だと自分の発表に関するツイートがあると嬉しいので、このツイート活動をもっと広めていきたいですね。
ツイートツリー
本当に楽しくて、学びしかなかったので来年も参加したい!!!
最後に
Vue Fesのスポンサーの方々、登壇者の方々並びに当日ボランティアの方々、特に学生支援スポンサーの方々に感謝!!

Discussion