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[AWS] AWS料金を下げる方法について

2023/06/08に公開

AWSの Cost Explorer 眺めるのが好きな倉橋です。

今回はAWS料金を下げる方法について書きたいと思います。

過不足あるかと存じますが、何かの参考になればと思います。

※この記事の内容は随時更新していけたらと思います

割引プラン

一定期間の利用を予約することで大幅な割引を受けられるもの

主な割引プラン

項目 内容 該当サービス
リザーブドインスタンス インスタンスに対して一定期間利用を予約することで割引を受ける EC2
RDS
OpenSearch
Savings Plans リザーブドインスタンスより柔軟に、かつ、ECS Fargateに対して予約することで割引を受ける EC2
ECS Fargate
Lambda
リザーブドキャパシティ プロビジョニングされたキャパシティに対して、
一定期間利用を予約することで割引を受ける
DynamoDB
リザーブドノード ノードに対して、
一定期間利用を予約することで割引を受ける
ElastiCache
CloudFront Savings Bundle CloudFront一定期間利用を予約することで割引を受ける
予約金額に対して10%分のWAF無料枠が付いてくる
CloudFront

ボリュームディスカウント

一定量の利用が合った場合にディスカウントが受けられるもの

S3の例

以下料金表から分かるように段階的に料金がディスカウントされていく

S3料金表

https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

ボリュームディスカウントを最大化するために

  • AWSアカウントが複数ある場合は必ず「一括請求」を有効にしよう
  • 一括請求にすることで複数アカウント利用の合算でボリュームディスカウントを受けられる

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/con-bill-blended-rates.html

機能

コスト削減効果が期待できる機能

項目 内容 該当サービス
EC2スポットインスタンス 停止可能性があるかわりに大幅なコスト削減が可能 EC2
ECS Fargate Spot EC2スポットインスタンスのFargate版
停止可能性があるかわりに大幅なコスト削減が可能
ECS
Aurora I/O-Optimized ワークロードに応じた適切なストレージクラスを選択することでコスト削減が可能 Aurora
S3ストレージクラス ワークロードに応じた適切なストレージクラスを選択することでコスト削減が可能 S3
DynamoDBテーブルクラス ワークロードに応じた適切なテーブルクラスを選択することでコスト削減が可能 DynamoDB
OpenSearch UltraWarm / コールドストレージ ワークロードに応じた適切なストレージを選択することでコスト削減が可能 OpenSearch
StepFunctionsワークフロー ワークロードに応じた適切なテーブルクラスを選択することでコスト削減が可能 StepFunctions

サーバーレス

  • サービスの中でサーバーレスを提供しているもの
  • 従量課金をサーバーレスに切り替える事でコスト削減効果が期待できる
    • 利用頻度の少ない開発環境など

サーバーレスがある主なサービス

  • Aurora Serverless
  • OpenSearch Serverless
  • EMR Serverless
  • Redshift Serverless

停止

利用していない時間帯、サービス停止することでコスト削減

停止させるための準備や条件があるが、削減効果は高い

株式会社THIRD エンジニアブログ

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