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MACでJenkinsのインストールからGitHubのPullリクエストのビルドまで

2025/02/05に公開

1. Jenkinsインストール

brew install jenkins

2. Jenkins起動

brew services start jenkins

3. Jenkins起動確認

http://localhost:8080/

にアクセス出来ることを確認する。

3. Jenkinsの初期設定

3.1 パスワードの認証


初期起動時は上記画面が出ると思いますのでパスワードを記載してContinueボタンを押下。

※ パスワードは下記コマンドで表示できます。

cat /Users/[User Name]/.jenkins/secrets/initialAdminPassword

3.2 プラグインのインストール


Install suggested pluginsを押下する。


の画面になりプラグインのインストールが始まります。

3.3 ユーザー作成


プラグインのインストール後にユーザー作成画面へ遷移します。
ユーザー情報を入力してSave and Continueボタンを押下。

3.4 JenkinsのURLを設定


Instance Configuration画面でSave and Finishを押下。

URLはそのままで良いかと思います

4. Jenkinsにログイン

http://localhost:8080/

にアクセスして3.3 ユーザー作成で作成したユーザー名及びパスワードを入力してサインインする。
すでにログイン済みの場合この操作は不要。

5. GithubのPersonal access tokensを作成

GithubのSettingsからDeveloper Settingsを選びPersonal access tokens
からTokens(classic)を選びGenerate new tokenを押下して
Generate new token(classic)を選びPersonal access tokensを作成する。

New personal access token (classic)画面で下記を入力して作成する。

  • Note:Name
  • Expiration:No Expiration
  • Select scopes:repo

tokens作成後に個人アクセストークンをコピーします。

6. GithubのPersonal access tokensをJenkinsに設定

Jenkinsの管理画面からCredentialsを選択。

Jenkinsの管理の認証情報画面からSystemを押下。

System画面のグローバルドメインを押下。

グローバルドメイン画面のAdd Credentialsを押下。

New Credentials画面で下記の入力を行います。

  • 種類:ユーザー名とパスワード
  • ユーザー名:Githubのユーザー名
  • パスワード:5. GithubのPersonal access tokensを作成で作成したトークン

必要項目を入力してCreateボタンを押下。

7. JenkinsのAPIトークンを作成

7.1 Security画面へ遷移

Jenkinsのユーザー画面からSecurityを選択する。APIトークン欄でトークン新規追加を押下する。

7.2 APIトークン作成

トークン名を入力して生成ボタンを押下する。

7.3 APIトークン作成

生成したトークン情報をコピーする。

8. GithubのWebhooksを追加

8.1 リポジトリーのSettingsのWebhooks設定画面へ遷移

GithubのRepositoriesから該当のリポジトリーを選択してSettingsへ遷移しWebhooksのを選択しAdd webhookを押下する。

8.2 Add webhookの設定


Add webhook画面で下記の入力を行います。

  • Payload URL:Jenkins URL/ghprbhook/
  • Content type:application/x-www-form-urlencoded
  • Secret:7.3で作成したトークンを入力

8.3 Add webhookの設定2

Which events would you like to trigger this webhook?

  • Let me select individual events.

を選び、Pull request関連の項目をチェックしてAdd webhookを押下する。

9. 新規ジョブ作成

9.1 新規ジョブ作成画面へ遷移

Jenkinsのトップ画面から新規ジョブ作成を押下

9.2 新規ジョブ作成画面の入力

ジョブ名を入力して、フリースタイル・プロジェクトのビルドを選択し、OKボタンを押下する。

9.2 ジョブの詳細入力

説明:ジョブの説明を入力
GitHub projectにチェックを入れて
Project url:URL:githubのProjectのURLを入力
ソースコード管理:Gitを選択
リポジトリ欄の
リポジトリURL:githubのリポジトリのURLを入力
認証情報:6. GithubのPersonal access tokensをJenkinsに設定で登録した認証情報
高度な設定のRefspec:+refs/pull/*:refs/remotes/origin/pr/*
ビルドするブランチ:${sha1}

Triggersで
GitHub Pull Request Builderにチェックを入れる
Use github hooks for build triggeringにチェックを入れる
高度な設定で
White listにgithubのリポジトリを操作するユーザーを入力

Build Stepsでシェルを選択しビルド用のコマンドを記載

最後にSeveを押下する。

これでPullリクエスト作成時にJenkinsでビルドが実行すると思います。

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