「必ず見てもらえるSNS」をコンセプトにしたサービス "Spotlight"を作りました
はじめに
個人でWEBサービスを作っている千葉県在住の菅原拓真です。
「必ず見てもらえるSNS」をコンセプトに作ったSpotlightについて紹介したくて(今回は特に作った背景について)、初めてZennで投稿します。
Spotlightの紹介
↑僕はアプリを作れないので、webサービスです
Spotlightは簡単に言うと、「1日30人だけが投稿できるX(旧Twitter)」です。
投稿数を制限すれば、フォロワー数が少ない人であっても「大量の投稿に埋もれてしまって見てもらえない」という既存SNSで起こりがちなことを防げるだろうという単純な発想です。
投稿にコメント(リプライ)するとポイントを獲得でき、「ポイントバトル」というイベントで所持ポイントを多く払った上位30名がその日の投稿を行えるというルールです。
つまり
・頑張りさえすれば投稿ができる(「頑張る」= コメントしてポイントを貯める)
・投稿できたら、たくさんの人に見てもらえる上に、コメントもたくさん届く(ポイント獲得のためにコメントを促す仕組みだから)
というサービスです。
詳しい機能や使い方は下記の記事で紹介しています。
Spotlightを作った背景
元々は「個人開発者が作ったサービスを宣伝できる場所を作りたい」と思ったのがきっかけでした。
無名の個人開発者の場合、開発自体よりも宣伝・プロモーションで苦労するパターンが多いですよね。
僕も今年の春くらいに初めて個人開発したサービスをリリースしたんですが、全くダメでした。
↑その時のサービスです。AIで作った画像を使って、ビジュアルノベル形式で物語を投稿できるサービスです。
Midjourneyなどを使えば、数秒でプロ級の画像を誰でも生成できる時代なので、「これは流行るに違いない!」と本気で思っていましたし、「コンセプトが刺さるサービスを作れたら、フォロワーが少ないSNSアカウントで発信しても自然と広まっていくだろう」と完全に舐めていました。
サービスを使ってもらって、「つまらない」などのフィードバックをもらった上で諦めるならまだいいですが、そもそも知ってもらえずに感想すら聞けない状態で諦めざるを得ないのはしんどいです。
この経験から、海外でいう「Product Hunt」のような個人開発者のサービスを宣伝できるサービスを作ろうと思ったんですが、すでにそういうサービスは日本にも存在していて、でもそれらを日常的に見ている人はほぼいないと思います。いたとしてもエンジニアくらいですよね。
「どうしたら一般の人も見てくれる(使ってくれる)か?」と考えた結果、Spotlightの構想に至りました。
(1)好きなことを自由に投稿できるSNS形式にする
個人開発者のサービスだけが掲載されていたら興味を持ちにくいので、SNSのように好きなことを自由に投稿できることにして、その投稿の一部に個人開発者のサービスの宣伝があるという形にする。
(2)投稿が必ず見てもらえる仕組みを導入する
(1)だけだと既存SNSと同じですが、「投稿が必ず見てもらえる」という特徴があれば、個人開発者からすると確実に宣伝ができる場になり、他のユーザーにとってもサービスを使う動機になる。
(3)コメントが集まりやすい仕組みを追加
投稿に対してコメントが集まりやすい仕組みもプラスすれば、個人開発者はフィードバックをもらいやすくなり、サービス全体としても差別化できるポイントになる。
こうした背景を書くと「個人開発者向けのサービス」という印象が強くなってしまいますし、実際それがきっかけでしたが、「投稿を見てもらえない」という悩みは個人開発者に限らないはずです。
Spotlightが「自分の声を届けることができる場」として、今はまだ無名で発信力がない方全員の助けになるサービスに成長することを目指します。
Spotlightの現状と宣伝
12月8日にリリースしたんですが、Spotlightもご多分に漏れず無名の個人開発者が作ったサービスなので、宣伝に苦労している最中です。
SNSで地道に投稿し続けていくしかないかな?とも思ったんですが、なかなか突破口が見えない現状なので、今回クラウドソーシングを使ってテストユーザーを募集してみることにしました。
1週間サービスを利用していただき、最後にアンケートに答えてもらうという内容です。
ここまで読んで、Spotlightに少しでも興味を持っていただけたら、参加してもらえると嬉しいです。
今後もSpotlightに進展があったら投稿する機会があると思いますので、その際はよろしくお願いします。
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