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WSL2上でReact Native + Expoを動かす

2024/01/04に公開

はじめに

最近あまりmacOSを使わずにWindows10のWSL2を使って開発をしていて、 なかなかWSL2とExpo Goのアプリを連携させることができませんでした。
いろいろ調べてみたところやっと解決できたので、 今回はその方法を紹介したいと思います。

環境

  • WSl2(Ubuntu 22.04)
  • Expo

手順

1. 環境変数を設定する

下記のコマンドをWSLで実行してください。
もしくは、~/.bashrc~/.zshrcに追記してください。

export WSL_HOST=$(tail -1 /etc/resolv.conf | cut -d' ' -f2)
export ADB_SERVER_SOCKET=tcp:$WSL_HOST:5037
export ADB_TRACE=adb
export EXPO_DEBUG=1
export ANDROID_SERIAL=emulator-5554
export REACT_NATIVE_PACKAGER_HOSTNAME=$(ip addr show eth0 | grep -oP '(?<=inet\s)\d+(\.\d+){3}')

2. Expoを起動する

続いて、Expoを起動します。

npx expo start --tunnel

ターミナルにQRコードが表示されるので、スマホのExpo Goで読み取れば、Expo Goと連携できます。

まとめ

今回はWSL2上でExpo Goと連携する方法を紹介しました。
意外と簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

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