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【読書メモ】JavaScript Primer
基本情報
JavaScript Primerとは
JavaScript Primerは、プログラミング経験はあるがJavaScriptは未経験という人向けに書かれたJavaScriptの入門書。こちらから無料で読める。書籍への支援はこちらからできる。質問はGitHubのDiscussionsで受け付けている。
JavaScriptを学ぶモチベーション
普段使っているブラウザ拡張を自分好みにカスタマイズしたいので、JavaScriptを習得したいと思った。
第一部: 基本文法
@JavaScriptとは
ECMAScript
読みはエクマスクリプト。
ECMAScriptはJavaScriptの仕様で、どの実行環境でも共通する動作のみを定義している。
strict mode
古く安全でない構文や機能の一部が禁止されるモード。
ファイルの先頭などに以下のように記述すると、strict modeになる。
"use strict";
ScriptとModule
Script
デフォルトの実行コンテキスト。何も指定しないとstrict modeにはならない。
Module
モジュールとして実行するための実行コンテキスト。何も指定しなくてもstrict modeになる。
@コメント
// 一行のコメント
/*
複数行の
コメント
*/
@変数と宣言
宣言
再代入できない変数: const
const text = "hoge"; // 宣言
text = "fuga"; // 再代入が禁止されているので、エラーが発生する
constにできる部分を積極的にconstにすることで、バグが少なくなる。
constは変数の参照先を変更できないだけなので、参照先がオブジェクトの場合、オブジェクトのプロパティなどは変更できる。そのため、constは定数ではない。
再代入が可能な変数: let
let text = "hoge"; // 宣言
text = "fuga"; // 再代入もOK
var
古い時代の変数。バグの元になるので使わないほうが良い。
変数の命名規則
- 半角英数字、_(アンダースコア)、$(ダラー)が使える
- 数字から始めてはいけない
- 予約語と同じ名前を使ってはいけない