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Windows環境での開発に最適なキーボード探し

2024/06/04に公開

Windows環境で開発を行う際の最適なキーボードを探すなかで、様々なキーボードを試しましたので、その情報共有です。

目指す最適なキーボードの条件

自分の目指す最適なキーボードとは、エディタとエクセル、エクスプローラ、その他ツールの切り替え、カーソルの移動、選択、コピー、カット、ペーストをホームポジションのままできることです。

タッチタイピングは、数字、記号、カーソルキー、HOME、ENDまでできます。打鍵感にこだわりはありません。レイアウトとショートカットの設定にこだわりがあります。

マウスは極力触りません。画面から目を離しません(キーボードを見ません)。

以下、遍歴です。

キーボード1: MacBook Pro 2018年モデル内蔵キーボード(日本語配列)

私のキーボード遍歴は、MacBook Pro 2018年モデルの内蔵キーボードから始まりました。このキーボードで、マックのカーソルショートカットの便利さの虜になりました。

キーボード2: ロジクール K295 サイレント ワイヤレス キーボード

次に使用したのが、ロジクール K295です。Windowsでの開発を始めるにあたり、BOSSが会社用に準備してくれたものです。あまりの静音性に驚きました。カーソルショートカットはできませんが、スペースキーが小さく、レイアウトはいい感じだと思いました。静音性は次第になくなり、3ヶ月ほどで普通に音がなる様になります。

キーボード3: 東プレ REALFORCE R3 R3HA13 無線フルキーボード 日本語配列 キー荷重30g

次にキーマップ設定でMacのカーソルショートカットを再現する為、こちらをレンタルしました。
打鍵感は、騒がれているほどではないが、軽くうてました。ただし、キーの高さが高いので、そこはマイナスだと感じます。キーを移動する時に引っかかる時がある感じですね。日本語配列なのでロジクールk295とにキーマップを足したような感覚で使えました。悪くないと思いました。

キーボード4: PFU キーボード Happy Hacking Keyboard Studio 墨(英語配列)PD-ID100B

次に、HHKBスタジオという新モデルが出たとの事で、HHKBも英語配列も使ったことがなかったので試しにレンタルしてみました。

結果、英語配列はWindowsの設定の変更が必要で面倒。打鍵感はリアルフォースとほぼ同じように感じました。ジェスチャーパッドやポインティングスティックはエンジニアとしての利用に耐えうる精度ではなかった。レイアウトも、良さがわかりませんでした。

キーマップの変更ができるので、マックのカーソルショートカットの再現はできたものの、Windows自体の英語配列への設定変更が煩わしく、その時点で合わないと思いました。却下です。

キーボード5: PFU キーボード Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨 PD-KB820BS

次に、スタジオのジェスチャーパッドとポインティングスティックがダメなら、それがないモデルでしかも定番となっている様子の、しかも日本語配列なら間違いないはず。と思いレンタルしました。
結果、キーマップでMacのカーソルショートカットは再現できたものの、キー数が少ないので、homeキー、endキーを割り当てる場所がない。Windowsを使っていて、行末や行頭にジャンプできるこのキーがないのはとても不便でした。シフトと組み合わせて行選択したり、矢印キーでカーソル移動してるときなど、単一キーで動いてくれないと不便でした。
Macユーザーか、viなどコンソール画面しか使わないエンジニア向けの商品なのだと悟りました。却下です。

キーボード6: 東プレ REALFORCE R3 R3HC12 無線キーボード 日本語配列 テンキーレス キー変荷重

次に、リアルフォースR3は、キーマップだけでなくキーマクロも使えるらしいということで、再度R3をレンタルしました。以前使ったモデルとの違いは、テンキーレスであることと、キーの抵抗がキーごとに変えてある変荷重である部分です。
テンキーは使わないのでテンキーレスでも問題ありませんでした。変荷重については、小指で押すキーなどは45gになっているように感じましたが、打ちにくいと感じました。全キー30g(最軽量)が私に合っていると感じました。
キーマクロとは、複数のキーの組み合わせを記憶させて、どこかのボタンに割り当てる事でそのボタンを押すと、一撃で全てのボタンを押した事に出来る機能です。
ボタンひとつで波動拳や昇竜拳やメテオスマッシュを繰り出せると言うわけです。
ゲーマー向けの機能ですね。
私の場合だと、マックのカーソルショートカットの一つであるctrl+Kが好きなのですが、こちらはカーソル位置から行末までを削除する機能なのですが、例えばこれを再現出来る訳です。
Windowsだと、shiftを押しながらendキーを押し、deleteというコマンドですね。右手が右の方に飛びますよね。
これをキーマクロの、fn+Kに設定すると、Macとほぼ同じように動くわけです。ホームポジションのままいけるわけです。
ちなみにfnキーはcapslockの位置に割り当てています。

そして、肝心のキーマクロの使用感ですが、なんとキーマクロはリアルフォースgx1限定の機能だそうで、R3では使えないと公式サイトに書いてありました。確かキーマップ設定ソフトウエアに、R3でも使えるというような書き方がされていたので勘違いしました。ホーリーシッ!レンタルしてから気づいた!
ということですぐ返却しました。

キーボード7: リアルフォース GX1 日本語配列 キー荷重30g

そして試したのがこちらです。キー荷重は30gを選択しました。打ち心地はHHKBや、リアルフォースシリーズと同じですね。
早速キーマクロを使ってみますと、前述のマクロが使えとても快適になりました。
しかしながら、自分が使いたいショートカットの組み合わせがウインドウズにショートカットとしてすでに登録されていたりなんかすると、干渉してしまい、思わぬ動作をすることがあるので注意が必要ですね。

このキーボードを選択するにあたりキーマクロ設定可能なキーボードとして、ロジクールのGシリーズや、キークロンを候補として検討したのですが、スペースキーが大きすぎる為、中でも一番スペースキーが小さかったこのGX1を選択しました。
スペースキーの両サイドのキーに変換やALTやctrlを割り当てたい私にとってはスペースキーは短い方がいいんです。

ひとまず、市販の一般的な日本語配列のキーボードの中ではこのキーボードが最適と考えました。
このキーボードを仮のメインとしつつ、さらにウインドウズに最適なキーボードを自作します。これ以上はハード側の配列を変えないと難しいからです。

格子配列にして、40%配列のような小さいものではなく、ファンクションキーもしっかり搭載していて、スペースキーは普通のキーと同じ大きさ。もちろんキーマップ割り当て、キーマクロ搭載のものを作ろうと思います。

完成しましたら報告します。

お読みいただきましてありがとうございました。

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