新世代ターミナル Warpがすごい
この記事はApplibot Advent Calendar 2023 の11日目の記事になります。
はじめに
新世代ターミナル Warpをご存知でしょうか。
Rustで書かれていてmac内臓のものより数段快適に使えるターミナルです。
開発生産性に欠かせないターミナルのはずですが、
今まで様々な進化を遂げてきたコードエディタとは対照的に
ターミナルはあまり改良されてきませんでした。
その様な経緯で再開発された様です。
コード補完
コード補完をしてくれるのでわざわざコピーしたり全て打ち込む必要はありません。
mac内蔵ターミナルでもtabを押せば予測してできてくれますが、
Warpの場合薄文字で出てきてくれるので安心
何より自動で色付けされるので使っていてわかりやすいです。
git周辺
ディレクトリの横に、現在いるブランチを表示してくれます。
その横の+-4は差分の数です。
ターミナル上でもコミット忘れのファイルがないか認識できるので安心です。
↑この「main」は直接選択してコピーはできないですが、
右側の三点マークからgitブランチをコピーすることもできます。
BookMark
右側のしおりマークを押すとブックマークもできます。
出力が長くなってしまった場合、スクロールバーからブックマークしたブロックを辿れるので便利です。
Share
右側の三点マークの「share」から出力されたアウトプットをshareすることもできます。
Create Linkを押すとLinkが生成されます。
↓リンク先に飛ぶと出力が表示されます。
特に革新的で便利だなと思う点がここです。
出力が多いと出てきたエラーを自分で切り抜いて共有することが多かったと思いますが、
この方法だと出力をそのまま共有できるので他の人への協力を仰ぎやすいなと感じています。
※Warpのサーバに保存されてしまうためひみつな情報は注意ですが・・・
AI
どんなコマンドか忘れた時もWarp AIに聞くことでコマンド予測をしてもらうこともできます!
#を押した後何をしたいか入力すると予測が出てきます。
日本語対応していないのが辛い・・・
余談(Warpのビジネスモデル)
Warpのビジネスモデルはアカウントへの課金で成り立っているそうです。
有料プランはTeamとEnterpriseがあります。
Real-time terminal sharingというのが気になります。
コードのlive shareみたいなことができる様になるのでしょうか。
まとめ
今後のWarpがどうなっていくのか楽しみです。
warpのgithubもあるのでのぞいてみたいなと思いました。
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