起業編: スタートアップのX(旧Twitter)運用
1.X運用の目的
a.認知度・好意度向上
b.顧客やリードの獲得
c.カスタマーサポート・顧客満足度向上
まずは、a.認知度・好意度向上からか。toBの場合は、b.顧客やリードの獲得も並行して進めた方がよいとは思うが、そもそも全然認知・反応されてないXアカウントから連絡しても、良い結果を得るのは難しいので、aに重点を置いた方が良さそう。
aには始まり、bあるいはその他の目的に移り、そしてcのような拡大後の顧客との接点的な役割になるのだろう。
ひとまず、a.認知度・好意度向上とは何か、なぜa.認知度・好意度向上を追求するのか、を明確にすべし。
2.認知度・好意度向上 = フォロワーが増える?
最近は、フォロワー数向上よりも、インプレッション(表示回数)向上の方が重要だという声も聞く。つまり、質の高いツイートを重ねていくこと。
ただ、フォローするという行為は、単なる表示やいいねによる認知(「あ、このツイートいいかも」系認知。認知a。)よりも、もっと深い認知(「え、この企業面白いかも見てみよう」系認知。認知b。)を反映する可能性がある。
一方で、「とりあえず有益な情報流しそうだから何となく」系のフォローもあるので、何とも言えない。
後者の認知bは、プロフィール閲覧回数とかで測る方が良いかもしれない。
3.認知度・好意度向上の目的
創業初期は、採用とリード獲得の2軸だと思われる。
この両立をいかにするかを考えていきたい。
例えば、実際に企業が導入して成果が出た話みたいな堅い話をメインで流すと、リード獲得には寄与すると思うが、採用という点では、面白みに欠けてうまくいかないかもしれない。
Xを軸にしつつもNoteやZenn、会社HPなどメディアを使い分けるのが良いか。例えば、Note記事は、スケールの大きいビジョンの話や働き方など面白み/魅力爆発系で攻め、会社HPは実績メインで載せていくとか。それらをうまい具合で混ぜながらXで発信していく。
メディアを選ぶ際は、どんな人がどんな目的で使っているかも考える必要があるかも(Xは割とオールマイティな感じもするが)。例えば、NewsPicksは、学生よりも圧倒的に一般のビジネスパーソンが多く利用しており、主な目的は、ライフハックとか有名人ゴシップ(以外にも)、企業の動向などの情報収集か。
参考:
b-pos「Twitter(X)の企業アカウントの始め方6STEP|成功事例も紹介」
石坂洋旭CFO@ヘッジホッグ・メドテック「Twitterのフォロワーの増やし方を考えてみた話 ~スタートアップのTwitter活用~」
Discussion