📑
GKE 上のワークロードのメトリクスを Google Managed Prometheus で回収するまで
ゴール
Google Managed Prometheus を利用して GKE 上のワークロードのメトリクスを回収する方法を解説します。
前提
GKE 上にメトリクスを出力するワークロードがデプロイされていることを前提としています。
手順
GKE で Google Managed Prometheus を有効化する
今回は Terraform で GKE を管理します。
google_container_cluster
リソースにおいて monitoring_config.managed_prometheus.enabled = true
を設定します。
この設定により GKE に PodMonitoring CRD ( podmonitorings.monitoring.googleapis.com
) が追加されます。
UI 上でも Managed Prometheus が有効化されているのを確認します。
PodMonitoring をデプロイする
Google Managed Prometheus でメトリクスを回収するには以下のような PodMonitoring リソースをデプロイする必要があります。
apiVersion: monitoring.googleapis.com/v1alpha1
kind: PodMonitoring
metadata:
name: XXX
spec:
selector:
matchLabels:
app: XXX
endpoints:
- port: metrics
path: /metrics
interval: 1m
spec.selector
で対象の Pod のラベルなどを指定します。
spec.endpoints
には Pod においてメトリクスを出力している port を指定します。
Cloud Monitoring で確認する
Cloud Monitoring の Metrics explorer でメトリクスを確認できます。
料金を確認する
Google Managed Prometheus の料金は以下のドキュメントをご確認ください。
100 万サンプルごとに $0.06 かかります。
SKU としては A4E4-DF03-CDB6
となっています。
Discussion