Oracle Cloudでarm64のインスタンスを作ってみた
やってみたのメモ。
こちらの記事を参考にしてやってみました。
OCI (Oracle Cloud Infrastructure)でArmインスタンスを試してみた
Always Free Cloud Services
期間の制限なく使用できるサービスが
1つのVMまたは最大4つのVMとして使用可能な4つのArmベースのAmpere A1コアと24 GBのメモリ。
2つのBlock Volumeストレージ、合計200 GB。
ということなので、これを利用することにしました。
アカウント作成
こちらのページの「無料で始める」のボタンから。
最初にホーム・リージョンを選択する必要があり、これは後で変更できないとのこと。
韓国中部(ソウル)と日本東部(東京)でのArm Ampere A1 Computeの容量に対する需要は大きいため、これらのリージョンにおけるA1インスタンスの可用性は制限されます。A1インスタンスを作成する場合は、ホーム・リージョンとして別のリージョンを選択することをお薦めします。
このため大阪リージョンを選択しました。
無料枠の使用であってもクレジットカードの登録が必要です。
最初は最近作ったau PAYカードを登録したら断られました。(has been declined) 限度額が少ないためかな。しばらく前に作った三井住友VISAカードにしたら通りました。
インスタンスの作成
デフォルトで、Oracle Linux, AMD になっていますが、これを変更して、Ubuntu 20.04, Ampere (ARM) にしました。
4コアでメモリ24GBを選択。
ストレージのサイズを指定するところはなかったみたい。
それ以外はデフォルトのまま。
SSH Keyとして、すでにある公開鍵(~/.ssh/id_rsa.pub)の内容をコピペしました。
インスタンスの起動とSSHでの接続
Orecle CloudのWebの管理画面から、作成したインスタンスをstartさせます。
Instance access の項目にPublic IP address とusername が記載されているので、それを使ってsshで接続します。username は登録したものになっていると思ったら "ubuntu" でした。
(それを見逃していて、とまどった)
これらの情報は ~/.ssh/config に書いて、毎回IPアドレスとusernameを確認しなくてもよいようにしました。
内容の確認
$ lscpu
Architecture: aarch64
CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit
Byte Order: Little Endian
CPU(s): 4
On-line CPU(s) list: 0-3
Thread(s) per core: 1
Core(s) per socket: 4
Socket(s): 1
NUMA node(s): 1
Vendor ID: ARM
Model: 1
Model name: Neoverse-N1
Stepping: r3p1
BogoMIPS: 50.00
NUMA node0 CPU(s): 0-3
Vulnerability Itlb multihit: Not affected
Vulnerability L1tf: Not affected
Vulnerability Mds: Not affected
Vulnerability Meltdown: Not affected
Vulnerability Spec store bypass: Mitigation; Speculative Store Bypass disabled via prctl
Vulnerability Spectre v1: Mitigation; __user pointer sanitization
Vulnerability Spectre v2: Not affected
Vulnerability Srbds: Not affected
Vulnerability Tsx async abort: Not affected
Flags: fp asimd evtstrm aes pmull sha1 sha2 crc32 atomics fphp asimdhp cpui
d asimdrdm lrcpc dcpop asimddp ssbs
aarch64 で4コア
$ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 23Gi 206Mi 21Gi 4.0Mi 1.6Gi 22Gi
Swap: 0B 0B 0B
メモリ24GB
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
udev 12G 0 12G 0% /dev
tmpfs 2.4G 1.4M 2.4G 1% /run
/dev/sda1 45G 2.3G 43G 6% /
tmpfs 12G 0 12G 0% /dev/shm
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
tmpfs 12G 0 12G 0% /sys/fs/cgroup
/dev/loop0 49M 49M 0 100% /snap/core18/2289
/dev/loop1 58M 58M 0 100% /snap/core20/1332
/dev/loop2 61M 61M 0 100% /snap/lxd/21843
/dev/loop3 38M 38M 0 100% /snap/snapd/14553
/dev/sda15 98M 290K 98M 1% /boot/efi
/dev/loop4 21M 21M 0 100% /snap/oracle-cloud-agent/31
tmpfs 2.4G 0 2.4G 0% /run/user/1001
$ df -h .
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 45G 2.3G 43G 6% /
ルートファイルシステムは45GB
これでしばらく使ってみます。
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