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Zigのmaster版でビルド関連で変更が必要になった

2023/02/28に公開

Zigはまだ正式版にはなっていないので、どんどん変更が入ります。
その変更の影響に気がつくために、GithubのCIではmasterのversionのzigコマンドを使うようにしていました。
そして、 3週間前からずっとCIがFailedになっていたことに気がつきました。

その原因を調べると、以下のような変更が入ったことがわかりました。(2023/02/04からです。)

  • build.zig 書き方の変更
  • 最適化の指定の方法の変更

build.zig 書き方の変更

build.zigは自分でスクラッチから書いたものではなくてコマンドで生成したものです。なので、どこが変わったか調べるよりもさっさと再生成することにしました。
build.zig と src/main.zig を退避させてからzig init-exe でbuild.zig を再生成しました。そして、src/main.zig を元に戻しました。

$ mv build.zig{,_}
$ mv src/main.zig{,_}
$ zig init-exe
$ mv src/main.zig{_,}

最適化の指定の方法の変更

zig build -O ReleaseSafe 

zig build -Drelease-safe=true

の書き方がNGになって以下のように変更する必要がありました。

zig build -Doptimize=ReleaseSafe

ついでの情報

Github Actions でエラーになったときに、そのエラーの箇所をみても、failed 3 weeks ago としか出ていません。何月何日なのかはっきり知りたいですよね。
この場合は3 weeks の3のところにマウスカーソルと当てると日付の絶対値が見られました。

あと、もっと汎用的な方法としては、ブラウザの開発者モードの「要素の検証」を選んでから、failed 3 weeks agoと表示されているところにマウスを持っていくと、その要素の情報を見ることができ、その中で日付もわかります。

関連

https://zenn.dev/tetsu_koba/articles/c4738f3f0190fc

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