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MacのVirtualBoxでUbuntu 22.04を試した

2022/04/22に公開約4,100字

リリースされたばかりのUbuntu 22.04 をMacのVirtualBoxで動かしてみました。

インストール

使用したVirtualBoxのバージョンは以下の通り。
バージョン 6.1.32 r149290 (Qt5.6.3)

Ubuntuのデスクトップ用のISOファイルをダウンロード
ubuntu-22.04-desktop-amd64.iso

VirualBoxで仮想マシンを新規作成
メモリは8GB, ディスクは可変長サイズの150GBとした。
光ディスクのところにダウンロードしたISOファイルを指定して電源ON

言語はEnglish
キーボードの選択はUS(US配列のキーボードを使っているので)
標準インストールでなくミニマムインストールを選択(必要になったものを逐次apt install する方がよいので)

インストールは問題なく終了。
一度仮想マシンの電源をオフにし、光ディスクを空にしてから再度電源オン。
これでインストールしたUbuntu 22.04が起動した。
でもこの状態では画面サイズがVGAに固定のまま。

VirtualBoxのドライバを追加

画面上部のVirtualBoxのメニューのDeviceのところから
"Insert Guest Addition CD image..." を選択。
仮想マシン内にCDのアイコンが現れた。その中のautorun.shを実行
これで追加ドライバがインスールされた。
再起動

画面の問題

画面を一定サイズ以上にすると全面真っ黒になってしまう。2018x1322 くらいが上限。
一度仮想マシンの電源をOFFにして
仮想マシンのディスプレイのところのビデオメモリーを16MBから32MBに増やしてみた。少し改善したが、全画面にすると真っ黒になってしまう。64MBまで増やしたら問題なくなった。

とりあえず表示はできるようになった。しかし、明らかに描画が遅くて、キー入力がもたつく。

$ ps ax |grep X
   1752 ?        Ss     0:00 sh -c /usr/bin/ibus-daemon --panel disable $([ "$XDG_SESSION_TYPE" = "x11" ] && echo "--xim")
   1905 ?        S      0:00 /usr/bin/Xwayland :0 -rootless -noreset -accessx -core -auth /run/user/1000/.mutter-Xwaylandauth.DX87K1 -listen 4 -listen 5 -displayfd 6 -initfd 7
   3492 pts/0    S+     0:00 grep --color=auto X

Xサーバの代わりにwaylandが動いていた。VirtualBoxのドライバとの相性がまだこれからなのかも。

waylandをやめてXorgをデフォルトにする

GUIのログイン画面の右下に歯車のアイコンがあり、ここでUbuntu Xorgを選択すると、waylandでなくて従来のXorgで起動する。すると描画のもたもたが解消された!

そこで、以下のページを参考にしてwaylandをデフォルトで無効にした。

How to enable/disable wayland on Ubuntu 22.04 Desktop

$ ps ax |grep X
   4968 tty2     Sl+    0:02 /usr/lib/xorg/Xorg vt2 -displayfd 3 -auth /run/user/1000/gdm/Xauthority -nolisten tcp -background none -noreset -keeptty -novtswitch -verbose 3
   5422 ?        Ss     0:00 sh -c /usr/bin/ibus-daemon --panel disable $([ "$XDG_SESSION_TYPE" = "x11" ] && echo "--xim")
   5940 pts/0    S+     0:00 grep --color=auto X

XwaylandでなくXorgが動いている。

クリップボードの共有

VirtualBoxの仮想マシンの設定の一般 > 高度 のところにクリップボードの項目があるので、これを「双方向」にする

ネットワークアダプタを追加して外からsshでつなげるようにする

ひとつめのネットワークアダプタはNATで接続されている。ふたつめのネットワークアダプタを追加してブリッジ接続にする。
仮想マシンを止めた状態で、仮想マシンの設定のネットワークのところから追加する。
仮想マシンを起動して、ネットワークを確認。

$ ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host 
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: enp0s3: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
    link/ether 08:00:27:1c:ea:5e brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 10.0.2.15/24 brd 10.0.2.255 scope global dynamic noprefixroute enp0s3
       valid_lft 86333sec preferred_lft 86333sec
    inet6 fe80::f689:43d0:a9b0:edc6/64 scope link noprefixroute 
       valid_lft forever preferred_lft forever
3: enp0s8: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
    link/ether 08:00:27:00:f0:53 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.0.7/24 brd 192.168.0.255 scope global dynamic noprefixroute enp0s8
       valid_lft 86333sec preferred_lft 86333sec
    inet6 240f:36:54e8:1:e619:7882:58ca:69f9/64 scope global temporary dynamic 
       valid_lft 278sec preferred_lft 278sec
    inet6 240f:36:54e8:1:e366:64a8:6aaa:1529/64 scope global dynamic mngtmpaddr noprefixroute 
       valid_lft 278sec preferred_lft 278sec
    inet6 fe80::d380:7b05:70f8:6e86/64 scope link noprefixroute 
       valid_lft forever preferred_lft forever

ローカルループバックの他にネットワークアダプタが2つあって、それぞれNAT, ブリッジでIPアドレスが割り当てられていることが確認できた。

avahiデーモンが動いていることを確認。

$ ps ax |grep avahi
    576 ?        Ss     0:00 avahi-daemon: running [koba-VirtualBox.local]
    619 ?        S      0:00 avahi-daemon: chroot helper
   2182 pts/0    S+     0:00 grep --color=auto avahi

sshをインストール

$ sudo apt install ssh

これでmacからsshでログインして使用することができる

mac$ ssh koba-VirtualBox.local

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