オンラインイベントでの発表を事前収録してみた
2023/01/15にオンライン開催されたKernel/VM探検隊online part6で10分の枠で話をしました。
このときに自身での初めての試みとして発表内容を事前収録して、自分の発表の番になったらその収録した動画を流すというのをやってみました。
動機
もらえた時間の枠は10分。
過去の経験として短い時間の発表は失敗してしまうことがありました。時間を大幅にオーバーして進行に迷惑をかけたり、時間厳守の発表会のときには半分くらいの内容しか話せずに尻切れになったり。
作ったスライドの枚数は17枚。自身の経験では1枚で1分かかるので、普通にやったら時間オーバーしてしまう可能性が高い。
少なくとも事前にリハーサルをしないと。
どうせだったら、リハーサルを録画してみようと思ったのが当日の朝。(イベントは午後から)
使用したソフト、機材
OBS Studio
MacBook Air (M1, 2020)
外部ディプレイ。4Kだけど、1920x1080のモードで接続。
大昔に買ったiPhoneに付属していたイヤホンマイク
自宅には光回線を引いているので、ネットワーク帯域は十分。
OBS Studioで録画
OBS Studioは当日の朝にダウンロードしてセットアップしました。
発表スライドはGoogleスライドで作ったのでChromeブラウザで表示されます。
ソースのところからウィンドウキャプチャのChromeのGoogleスライドを選びました。
映像はスライドのみ。音声はマイク入力のみ。
シーン? の設定がよくわからず、最初の録画ではスライドの画面の一部しか映っていませんでした。
よくわからないけど、マウスでドラッグしたりしているうちに、なんとかスライドが欠けずに全部見えるようにできました。このあたり後で復習して、何がどうなっているのか理解したいところです。
録画フォーマットはmp4。解像度は1280x720。その他の項目はデフォルトのまま。
音声はデフォルトでレベルが最大になっていて、環境ノイズを拾いやすかったので7割くらいに下げてみました。
録画中の時間経過を知るためのストップウォッチはブラウザでgoogleの検索窓で"stop watch"と入力したら出てきたものを使いました。ダウンロードする必要もなくこれで十分。
収録は3回トライして、3回目のものを採用しました。時間は10分33秒。33秒オーバーですが、これくらいは大目にみてもらえるでしょう。
編集はしていません。
Zoomで流す
そのオンラインイベントは司会と発表者がZoomで接続し、それがYouTubeに転送されて、大勢の視聴者がそれを見るという形式です。
Zoomで動画を流すには、画面共有で共有するウインドウを選び、「音声も共有する」というチェックボックスをチェックするだけ。
動画再生に使ったのはMacOSに標準インストールされているQuickTime Playerです。
注意点
- 画面共有のときに「音声も共有する」をチェックするのを忘れない。これをしないと動画の音が配信に乗りません。
- QuickTime Playerの画面の再生ボタンを押したら、すみやかにマウスポインタをアプリの外に移動させる。再生ボタンを押して、マウスポインタがそこにあると、再生ボタン、停止ボタンなどのコントロールが表示されたままになるので、その部分の動画が隠れて見えない。
本番はなんとかうまくいきました。
動画の再生開始さえできれば、時間オーバーの危険がないのがよいですね。
動画の再生が終わった後は引き続き質問タイムになります。これはZoomのマイクのミュートを解除して話をします。
このとき、うっかりMacの内蔵マイクを使ってしまったので、後で動画アーカイブを見たらこの部分の自分の声の音質が悪かったです。当たり前ですがマイクは重要。
やってみて
オンラインイベントはダイレクトに視聴者の反応を知ることはできません。tweetをながめるのみ。
なので、時間オーバーの危険がないという利点だけでも事前収録はアリだと思いました。
いずれにしてもリハーサルはした方がよいので。
とりあえずありあわせの機材でなんとかしたので、次にやるときにはもう少し良いマイクがあったほうがいいなと思いました。
関連
Discussion