親切な人だと思ったらあやしいbotだった話
私は英会話の勉強のために毎日NHKの語学アプリで「ラジオ英会話」の番組を聴いています。
そして、復習をかねて、書き取ったノートを #英語 のタグをつけてtweetするのを日課にしています。
今日のできごとを記録しておきます。
該当するツイートは削除してしまいました。これにつけられた引用リツイートとリプライに含まれているリンクが危険なものである可能性が高いと判断し、他の人が誤って踏まないようにするためです。
その内容はこちら。
I went to the art gallery only to find that it was closed for a whole day.
Many luxury cars are stolen, never to be seen again.
After 3 attempts, he finally passed the driving test.
ラジオ英会話より
#英語
これらの3つの文は無関係な例文です。
2番目の文章が「たくさんの高級車が盗まれて、二度と姿をみせない」
これに対して、すぐに英語で「このサイトを使えば、盗難にあった車を追跡できるよ」という内容の引用リツイートがつきました。
私は単純に「はやとちりする人がいるんだなあ」と思って、それに「ごめんなさい。私はただ英語の練習をしているだけなんです。これは本当のことではありません」と英語で返事しておきました。特に応答はありませんでした。
午後になって、今度はリプライで別の人からやはり同じように盗難にあった車を追跡するサイトを紹介されました。
今度はもうちょと丁寧に「混乱させて申し訳ない。私は英語のネイティブスピーカーではありません。英語の練習をしているだけです。"never to be seen" の使い方を。実際には車は盗まれていません。」と英語で書きました。
それには"OK" と返事があり、"どこにいるの?”と聞いてきました。"日本です。"と答える。
"ワオ、顔を見せて"
これを見て、「なんか慣れ慣れしいな」と不審に思い、そんなこと言うなら自分は顔を見せているアイコンなのかなと確認してみたら、金髪白人女性の口から下の胸の谷間が見えるアイコン。アカウント作成したのは今月。
「あ、これはヤバいやつだ」と気がつきました。もう返事をせずにmute。
そのときまでは、はやとりちりする陽気な外国人としか思っていませんでした。
最初についた引用リツイートのアカウントのtweetをいくつかさかのぼってみると、なんと全部同じセリフでした。
おそらく "car" と "stolen" という単語に反応するbotです。
これもmute しました。
そして、元のツイートを本文だけコピペして、削除しました。
これもし本当に車を盗難にあって、「車盗まれた!どうしよう」とツイートして動揺しているときに、親切そうな情報のリプがきたらリンク踏んでしまうかもしれませんね。巧妙ですね。
向こうから近寄ってくる人は親切そうでも簡単に信じてはいけませんね。
ちなみに、毎日 #英語 タグでツイートしたものはtogetterでまとめて後で見返すことができるようにしています。
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