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【検証】MicrosoftStoreでアプリのステータス表示を変えてみた

2024/09/07に公開

対象アプリ

  • ClouAuText

このアプリは、リアルタイム文字起こし・翻訳して、起こした文章を、リアルタイムに読み上げてくれるという機能を持ったアプリです。
(※ Azure契約必須)

https://cloud-autext.orizika.com/

https://apps.microsoft.com/detail/9n6n4qvnkkbm

なぜステータス表示を変えようと思ったのか?

類似で作ったAuTextは完全に単体で動作するアプリで、こちらは結構使ってくれている方いらっしゃるのですが、CloudAuTextについては、インストールはしてくれるものの、利用回数はほぼ皆無で、継続利用も見られない状況でした。
個別のAzure契約が必要とはいえ、リアルタイム翻訳や自動読み上げは、良いものだとは感じているので、ある一定は需要があるとは、考えています。
そこで類似や人気のアプリの説明文を、参考にすれば、アクセス数や利用数が増えるのでは?と考えました。

今回変えたステータス表示

下記以外にも、内部的なタグなどを結構増やしたり具体的にしています。

タイトル

改変前

ClouAuText

改変後

ClouAuText - リアルタイム翻訳・文字起こし

説明 - 古い文

リアルタイムに音声から文字起こしや翻訳を行い、その文を機械音声で発音することができるアプリです。

パソコン上で動作するソフトの音やマイクの音を、個別にリアルタイムに文字起こしや翻訳できるため、自分は英語で話して、相手が日本語で話している場合という言語が異なる環境に対応できます。

オンライン会議、ゲーム内音声、動画などの様々な場面で活用ができます。

※ このアプリは、Azureを使用し翻訳・文字起こしをおこないます。そのため、別途Azureを契約する必要があります。

説明 - 新しい文

リアルタイムに音声から文字起こしや翻訳を行い、その文を機械音声で発音することができるアプリです。

パソコン上で動作するソフトの音やマイクの音を、個別にリアルタイムに文字起こしや翻訳できるため、自分は英語で話して、相手が日本語で話している場合という言語が異なる環境に対応できます。

また、翻訳・文字起こし文章を、リアルタイムに機械音声で自動読み上げをすることが出来ます。

オンライン会議、ゲーム内音声、動画や配信などの様々な場面で活用ができます。

※ このアプリは、Azureを使用し翻訳・文字起こしを行います。そのため、別途Azureを契約する必要があります。

機能 - 古い文

  • リアルタイム翻訳
  • リアルタイム文字起こし

機能 - 新しい文

  • リアルタイム翻訳
  • リアルタイム文字起こし
  • 翻訳・文字起こしの文章から、自動で機械音声で読み上げ
  • 翻訳・文字起こしの文章の自動保存
  • 音声の自動保存

結果

簡単な概要

表面上では、インストール数・ページビュー・コンバージョン、それぞれ僅かに数値が上がっていました。

改変前

表面上のold

改変後

表面上のnew

Storeのページビュー

僅かですが、ページビューが30を超える日が出てきました。

改変前

ページビューのold

改変後

ページビューのnew

ユーザ利用数

こちらは明確に結果が出ています。
今まで、例外的な増加を除くと、ユーザーセッションが2や1という日ばかりで、新しいユーザーとアクティブユーザーが同じ値だったのが、変更後は大体ユーザーセッションが5になり、、新しいユーザーとアクティブユーザーが違う値になりました。
つまり、今まで 「新しいユーザーが起動後、再度起動させることはなかった」 ということが、 「初めての使用後も使うことを選んだ」 という現状が起き始めている。
これは、本当に大きな進歩で、 「入れたけど使えない、使う気にならなかった」 では、作った意味がないので、もはや感動ものです。

改変前

ユーザ利用のold

改変後

ユーザ利用のnew

DAU/MAU

DAU/MAUは、リテンション。つまり、再度使用した人の割合。ということだそうです。説明文変更日が8月26日です。

dau

(※ 最終2日間は、未集計なので、0です。)

これを見ると、明確に結果が出ています。結構な日で、0になったり、行っても5に留まっており、ほとんど再度使う人がいない。という状況だったのが、変更後、0の日はなくなりました。
数値も多くても9や5だったのが、少なくても5は出るし、多いと15まで行く状態になりました。
普通の日常的な利用を見込んだアプリだと、10から20が目安なので、そのボーダーラインに大きく近づいています。
アプリの性質的には、日常的と非日常の中間のような立ち位置のアプリなので、これが最大なのかな?と少し思ったりしているので、これが通常になるかもしれないと思っています。

ちなみに、音をバッチで文字起こしするAuTextは、DAU/MAUは、多くても10近くは出るものの、基本的には4ぐらいなので、完全にリアルタイムに行うCloudAuTextに軍配が上がっています。

まとめ!

説明文やタグを大きく変えた結果は大きかったです。

DAU/MAUについては、利用者数が少ない(3か月にアクティブユーザー105)ので、完全にAuTextのような利用者数(3か月にアクティブユーザー431)ではないので、正確性にはやや欠けますが、大進歩だと感じています。

皆さんも、ぜひ説明文やタイトルなどは、しっかり吟味してみてね!!!!超大事!!!!

余談

現在、日本からの利用が殆どなので英語圏などの国にも使ってほしいとは考えていますが、如何せん、ほとんど利用者がいないような感じがしています。
AuTextは、国別に利用者層見ると、実は、ペルーと韓国の人が少し使っているぐらいで、英語圏の人、全然いないですよね…なぜ???

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