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気軽にルートのlib64を移動させて、Serverをぶっ壊した件について【\(^o^)/】

2021/09/16に公開

やらかしちゃったぜ☆

何をしたのか?

Rootに存在する、/lib64/lib64_old に書き換えちゃった。てへぺろ☆

事件発生後の対応

lib64にファイルを戻せないか?

/lib64_old/ld-linux-x86-64.so.2 --library-path /usr/lib64 /bin/mv lib64_old lib64

無理でした。上記をやってみたが、「権限が足りないぞ☆」と言われた。
なので、sudoを足してみるが…

/lib64_old/ld-linux-x86-64.so.2 --library-path /usr/lib64 /usr/bin/ sudo /bin/mv lib64_old lib64

今度は、「共有フォルダが存在しないよ!バーカ!(sudo: error while loading shared libraries: sudo: cannot open shared object file)」と言われる。

新しくlib64以外にもパスを通せないか?

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/lib64_old
source ~/.bash_profile

無理でした。
exportコマンドを通るだけど、次のsourceで処理できず、やっぱり「共有フォルダが存在しないよ!バーカ!(sudo: error while loading shared libraries: sudo: cannot open shared object file)」と言われてしまう。

諦めてSCPでファイルを退避させられないか?(策1)

scp -v **:~/**** ./

上記のコマンドは他のPCから行いました、壊したPCからSCPで抜き取ろうとしました。
結論、無理でした。

Connection closed by ***.***.***.*** port **

速攻で、上記を吐き出して通信を切られる。ぶっ壊したPC側で、ssh関係が処理できてないからだね。

諦めてSCPでファイルを退避させられないか?(策2)

/lib64_old/ld-linux-x86-64.so.2 --library-path /usr/lib64  --library-path /usr/bin/ /usr/bin/scp -v ./ **:~/**** 

上記のコマンドは、ぶっ壊したPCからSCPで、他のPCへ横流しようとしました。
結論、無理でした。

/usr/bin/ssh: No such file or directory

SCPコマンドは動くのですが、上記のエラー吐き出して死ぬ。library-pathは、再帰的にscpから他のコマンドへ影響させることはできない。なので…当然のことながら死ぬ。

終わった…

最後に、辛うじてつながっていたSSHが切れ、二度と通信が出来なくなる。この端末はVPSで借りているので、サービスから提供されているコンソールからアクセスするが、ログイン画面が出ない。仕組み的に、もし物理的に触れられても、動かない。
まぁ、うん。諦めてSCPでファイルを退避させられないか?(策1) が失敗しているので、当然の成り行きと言ったら、まぁ、そうですね。

だがしかし、本当はここから、解決させることはできる。
このぶっ壊したPCのHDDを抜きとって、別のPCにぶっさす方法。
このぶっ壊したPCにOSを更にツッコんでマルチブートさせる方法。

VPSのサーバなので、1番目の他PCに差すことはできない。
しかし、マルチブートすることは出来そうなので、試してみる。

確かにこのOSは死んだが… (2021/09/17朝 追記)

さっきの章で、このぶっ壊したPCにOSを更にツッコんでマルチブートさせる方法。 があると述べた。
で、実際試してみた。

結論、治りました。 ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

マルチブートですが、HDDで空いている領域に新しくOSをぶち込みました。このOSは復旧用なので、構成は最小です。その環境で、既存のOSのHDD領域を、復旧用OSにマウント。
そこから、やらかした行為を取り消した(今回は、/lib64_old/lib64 に名前を戻す)。
この復旧用OSを再起動。Bootから既存OSを選択できるので、選択し、起動。

治った!

ネットワーク接続や、元からあった全てのファイルが欠損なく、コマンドも正常に使用できるようになった。

反省

そもそも論、自分がやろうとしているコマンドについて、頭空っぽでカキコしてたのが、大問題。
最近は、git関係でキリキリ気を付けていたが、隙だらけなのことが露呈してしまった事件であった。割と真面目にかなりのやらかしマン。

二度としないと、心に刻んだ…のであった…( ˘ω˘ )

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