🤏

terraform で細かすぎて伝わらない小ネタ ignore_missing in azuread_users

2024/07/04に公開

tl;dr

  • 細かすぎて伝わらない小ネタシリーズ
  • 通常のデータソースは対象のリソース等が1件もない場合にエラーになって落ちる
  • azuread_users データソースでは ignore_missing arguments を true にすることで対象のユーザが見つからない場合でもエラーにならない

azuread_users data source

  • Azure Active Directory Provider のデータソースの1つ
  • Azure Active Directory のユーザー情報を取得する
  • 全件取得(return_all)の他、名前、ID、メールアドレス等で検索ができる
  • 他のプロバイダーのデータソースもだいたい同じだが、検索結果が0件の場合はエラーで停止する
  • ignore_missing = true を設定するとエラーを無視してくれる(ただし return_all との併用は不可)

azuread provider でも半々くらい

小ネタ?

  • ちゃっかり業務で調べて課題を回避したのでネタにした
  • 個人的にはメタ引数化して全データソースで0件エラーを回避できるようになってもいいと思っている
  • 今月から Azure をメインに仕事をすることになってなかなか楽しい
terraform-jp

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