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Simple, Lovable and Complete

に公開

TERASSのエンジニアの@shuji_koikeです。
私は今月から生成AIを活用した新規プロダクトのMVPの開発にアサインされました🙌
そんな中、先日YouTubeで見た動画に感銘を受けたので紹介させてください!

https://www.youtube.com/watch?v=qLtCkc5Pf7Y

これからはMVP(Minimum Viable Product)ではなく、SLC(Simple, Lovable and Complete)の時代だという話です。

SLC(Simple, Lovable and Complete)とは、

Not perfect, not overbuilt, just good, finished.
Something you would actually want to use.
Something that makes someone pause and go "Yeah, this feels nice."

MVPよりも少しブラッシュアップされて、必要十分に完成されている、魅力のあるプロダクトといったところでしょうか。

生成AIの進化により開発スピードが加速している現在、MVPを開発するコストは下がり、アイディアを簡単に実装して試せるようになりました。
その反面、完成度の低いプロダクトが溢れていることにユーザは辟易していて、そのようなプロダクトでユーザから価値あるフィードバックを得ることは難しくなってきています。
だから初期開発でも開発スピードに加えて、完成度で差を出さないと勝てない時代になっているということですね。

SLCが最初に提唱されたのはJason Cohenの「Your customers hate MVPs. Make a SLC instead.」このブログ記事のようです。8年も前の記事ですね。
SLCについて自分は件の動画を見るまで全く知らなかったのですが、動画の主張の通り生成AIの時代になって再評価すべきだと、すごく共感したので紹介させていただきました。

MVPという呼び方のままでもいいけど、本当にViableか?価値提供できるか?を大事にしていきたいですね。

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