[Google Cloud] Cloud Monitoringでエラーログを感知してSlack通知させる(前編)
はじめまして!
不動産DX!の株式会社TERASSでWEBアプリケーションの開発をしているImouです。
ソフトウェア開発、面白いですよね。
開発チームと開発対象のソフトウェアが連携していくことで社会や顧客の課題を解決するソリューションが生まれますが、その瞬間に立ち会うことができるのは他には無い醍醐味かなと僕は感じています。
最近はインフラに興味があり、Google CloudやTerraformを使用した機能実装のタスクを割り振ってもらっています。
GCP(Google Cloud Platform)と呼ばれていたサービス群はいつの間にかGoogle Cloudの呼称で統一されていたりと、Google Cloudは進化の早いサービスだと思います。
例えば、Cloud Monitoringで特定ログの発生をSlack通知する際、以前はWebhookを利用してSlackAPIを経由してSlack通知する方法しか存在しませんでした。しかし2023年6月現在ではCloud MonitoringのGUI画面からSlackのワークスペースとチャンネル名を指定する、より簡単な設定方法でSlack通知を行うことができるようになっています。
上記の公式ドキュメントに詳しいのですが、以下にスクショを載せながら表題の機能実装までの簡単な流れを紹介します。
まず、Cloud Monitoringの「アラート」画面上部の「EDIT NOTIFICATION CHANNELS」をポチります。
「通知チャンネル」画面に遷移したらSlackという文言を探し、その横の「ADD NEW」をポチります(このボタンは右端に離れて表示されるのでウルトラワイドディスプレイを使用していると分かりずらいかも知れません)。
そしたら画面の流れに従って通知先のワークスペースへサインインし、必要な権限を設定した上で、チャンネル名を指定します。
以下のようにテスト通知を実施することもできます。
さて、前編はここまでになります。
後編では特定のログが出現した際にアラートを通知する条件設定を行い、最後にそれらの設定をTerraform上のコードに落とし込む作業を紹介します。
...to be continued.
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