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mise で Node.js 最新バージョンをインストール

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mise 最新版 (2025.5.1) で確認したら昔書いた記事とは挙動が違ったのでメモ。

3 行まとめ

リリースされたばかりの Node.js をインストールしたいけど、mise 本家のバージョンインデックスの更新が追いついてなくて通常のインストールができない場合、以下のように環境変数を 2 つ付ければ OK。

# バージョン確認
$ MISE_FETCH_REMOTE_VERSIONS_CACHE=0 MISE_USE_VERSIONS_HOST=0 mise ls-remote node
...
24.0.0

# インストール
$ MISE_FETCH_REMOTE_VERSIONS_CACHE=0 MISE_USE_VERSIONS_HOST=0 mise install node@24.0.0

上記は先日リリースされたばかりの Node.js v24.0.0 をインストールする例。

解説

  • mise のバージョンインデックスファイルはローカルキャッシュとサーバーサイドキャッシュの 2 つがある。
  • ローカルキャッシュは mise cache で参照できる
    • mise cache clear しても良いし、実行時に MISE_FETCH_REMOTE_VERSIONS_CACHE=0 しても良い。
    • こっちの挙動は昔とほぼ同じ。
  • サーバーサイドキャッシュは例えば Node.js の場合 https://mise-versions.jdx.dev/node にホストされていて、mise はデフォルトではローカルキャッシュが切れるとこっちを読みにいく。
    • この mise のサーバーの代わりに Node.js 本家 (https://nodejs.org/dist/index.json) を読ませるには MISE_USE_VERSIONS_HOST=0 を指定する
    • 昔のバージョンのように MISE_NODE_MIRROR_URL だけを指定しても見てくれないので注意。この挙動が昔と変わった。

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