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US配列のKeychron B1 Proで左右のAltキーでIMEのオンオフができるようにする
やりたいこと
- スペースキーの横の左のAltキーを押すとIMEがOFFに、右のAltキーを押すとIMEをONにできる
- ショートカットキーとしてAltキーを使うとき(長押し時)はAltとして機能させる
対象環境
- キーボード:Keychron B1 Pro(US配列)
- OS:Windows 11
- IME:Microsoft IME(デフォルトIME)
利用アプリケーション
- Keychron Launcher
- PowerToys
手順
1. キーボードのファームウェアのバージョンを1.0.3以上にする
自分が購入したものの初期状態のファームウェアバージョンは1.0.1でした。このときは短押し時と長押し時と切り分けが効かず、バージョンを1.0.3に上げて初めて動作するようになりましたので、1.0.3未満の方はアップデートが必須です。
こちらの公式サイトの手順に従ってKeychron公式WEBアプリ「Keychron Launcher」からアップデートします。
2. keychron launcherでキー入力をカスタマイズする
キーボードを有線モードにしてUSB接続した状態でKeychron Launcherにアクセスします。
左Altキーと右Altキーそれぞれに短く押したとき、前者は無変換、後者は変換キー。長く押したときはAltと動作するように設定します。
キーマップからどちらかのAltキーを選択し、カスタム>Any(一番最後に並んでいる)を選ぶと出てくる入力欄に下記を入力。
- 左Alt:
MT(MOD_LALT,KC_MHEN)
- 右Alt:
MT(MOD_RALT,KC_HENK)
※右Altの入力内容が確定後に、MT(MOD_LGUI | MOD_RGUI,KC_HENK)
と勝手に書き換わっているかもしれないですが問題ありません。
※Keychron Launcherの詳しい使い方はこちらで確認できます。
3. PowerToysで変換・無変換キーにIMEのオンオフを割り当てる
下記を参考にPowerToysをインストールします。
PowerToysの「入出力」の中にある「Keyboard Manager」を使います。有効化し、「キーの再マップ」を行います。
割り当ては下記のとおりです。
- 左Alt(VK235と表示されます):
IME Non-Convert
- 右Alt(Undefinedと表示されます):
IME Convert
※OKを押した際に「割り当てがありません」のような警告文が表示されますが、無視して続行してください。
これで対応は完了です。左右のAltキーを短く押したときにIMEの切り替えができるか、Alt+Tabキーなどのショートカットキーが動作するかを確認してみてください。
参考
下記を参考にさせていただきました。
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