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Windows + WSL2でUbuntuの開発環境構築
はじめに
WSL2を用いてWindows上でLinux環境を使えるようにしました
また、追加で
- NeoVim
- Docker
も設定しました
WSL2
概要
- Windows Subsystem for Linux2
- Windows上でLinuxが使える
- ハイパーバイザ型の仮想環境
- ホストOSそのものを仮想化する仕組み
- ホスト型(例えば、VirtualBox)より性能劣化が低い
環境構築
- ここら辺の記事を読みUbuntuをセットアップ
- 何も設定せずとも
wsl2
コマンドがPowershellで使えたので、Ubuntuのインストールはかなり簡単だった
- 何も設定せずとも
NeoVimの環境構築
- Ubuntuを入れた時点でVimは使えるようになっている
- NeoVimも使えるようにする
- 公式Docを読みつつ、Linux版のパッケージを入れる
- NeoVimの環境設定としては、現状coc.nvimとフォントのみOSでの設定が必要
coc.nvim
LSPで用いるcoc.nvimのためにnodejsをいれる
sudo apt install nodejs npm
sudo apt install yarn
nodejsのバージョンが古いとのエラーが出る
確認してみたところ、現在(2022/07)での最新版はv18
$ node -v
v10.19.0
パッケージを使用して最新版のnodejsをいれる
sudo npm install n -g
sudo n latest
確認
$ node -v
v18.5.0
aptでインストールしたnodejs, npmは不要なため削除
sudo apt purge nodejs npm
CocInstall coc-tsserver時にRequestがTimeoutする
-
issueがあがっていた
-
他のcoc拡張は正常にインストールできるのでts-serverのファイルサイズが大きすぎるのが原因っぽい
-
wikiのcoc拡張にはvimのプラグインマネージャを使用するを参考にすることで解決
- init.vimに
Plug 'neoclide/coc-tsserver', {'do': 'yarn install --frozen-lockfile'}
を追記
- init.vimに
フォントのインストール
フォルダやファイルの左横にアイコンを表示させるための設定
- NerdfontをWindows上でDL
- 今回はNerdfontのDoidSansMonoのみ欲しかったので、ここのページから直接DLした
- Windowsの設定から 個人用設定>フォント でDLしたフォントを追加
- ターミナルでフォントを設定する
参考
Dockerの環境構築
- Docker Desktop for Windowsがインストール済みのため、以下の記事を参考にしてUbuntuでも使用できるようにする
- Settings>Resources>WSL INTEGRATION からUbuntuをオンにする
- WSL2 + Dockerのネットワークについては以下の記事が分かりやすかった
おわりに
- WSL2を使えば簡単にWindowsでLinux環境が作れました
- 環境がLinuxだと開発する上でなにかと楽だし、Linuxの勉強にもなるのでいいかもしれません
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