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予定表の会議名が出ないで名前がでる!
会議名が出ずに開催者の名前が出てしまうのをどうにかしてほしいという問い合わせがありましたので少し調べてみました。
- DeleteSubject、AddOrganizerToSubject の値を False に設定し、会議出席依頼の件名を表示する
DeleteSubject は、受信した会議出席依頼の件名を削除するか、保持するかを指定するパラメータです。このパラメータの設定が True の場合、件名を削除する動作になります。
AddOrganizerToSubject は、会議の開催者の名前を会議出席依頼の件名として使用するかどうかを指定するパラメータです。会議開催者の会議メールボックスの予定表に対するアクセス許可が LimitedDetails 以上の場合で、このパラメータの設定が True に設定されている場合、会議開催者名が件名として表示される動作になります。
おおう、そんな仕組みだったのね知らなかったですよ。
会議開催者の会議メールボックスの予定表に対するアクセス許可が LimitedDetails 以上だったので、会議名じゃなくて開催者名だったんですねー。
既定の動作なら仕方ありませんね。
このコマンドレットで手を打ちましょう!
2-1. 現在の設定を確認します。
<構文>
Get-CalendarProcessing -Identity <会議室メールボックスのメールアドレス> | FL *addorg*, *deletesub*
2-2. 件名の表示設定を変更します。
<構文>
Set-CalendarProcessing -Identity <会議室メールボックスのメールアドレス> -AddOrganizerToSubject $False -DeleteSubject $False
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