情報とは何なのか
(この記事は書籍『マンガでわかるCPU』を読んた私の学習メモです。)
2022年4月から高校の「情報」が必修科目になります。
ここでいう情報とは情報技術、つまりITのことです。
そもそも情報、または情報技術とはなんなのかを改めてまとめてみます。
そもそも情報とは何なのか
情報とは辞書によると「ある物事の内容や事情についての知らせ」という意味になります。
参考にした本では我々の身のまわりを取り巻く、五感や感性に訴えかけてくるものすべてという紹介をされてました。
例を挙げるなら、絵画や写真・音楽などの芸術作品、テレビ・ラジオなどのニュースやバラエティ番組、最近だとYouTube、Voicy、Twitter、TikTokなどから得るもの全てが情報になります。
これは何も最近の話ではなく、例えば自然界だと暑い・寒い・痛い・眩しい・いい匂い・臭い・静か・うるさい・辛いなどの感覚も情報ともいえるでしょう。
情報はいまや私たちの社会に溢れており、様々な影響を与えられらまたは与えたりしています。
情報の中で、昔から重要視されているものは食料確保です。
狩猟時代には「あっちに獲物がいる」「そっちは天敵がいる」などの食うか食われるかの情報が。
農耕時代には作物の育てかたや、それを巡り別の村から人が襲ってこないかの情報。
戦や戦争が始まれば食料確保ができるか、収穫量はどれ位か。
など、食料の確保の情報は生きるため、社会を維持するために必要なものでした。
食料以外にも、路線の運行情報、天気予報、自分の会社や取引先の経営状態、子供の学校教育、社会保険の変遷、老後の課題などあらゆる情報が生きるために不可欠です。
このように情報は今のようなインターネット社会になってかは発展した訳ではなく、昔から存在していたのです。
ディジタル技術と情報
では情報がディジタル技術の発展と結びつくとどのようなメリットが生まれたのでしょうか。
参考書籍の言葉をそのまま引用します。
『情報のディジタル化』により、もっとも価値のあることは「文字情報も、音声(音楽)情報も、画像情報も、映像(映画・動画)情報も、すべて同じディジタル通信回線(例えばインターネット)を通して交換でき、同じメディア(例えばハードディスク)の中にすべてをディジタル化された形式で保管できること」です。
(マンガでわかるCPU P.31より)
つまり、情報をコンパクト化、高速化できるようになったのです。
パソコン・スマホを使えばインターネットを通じて情報を交換・加工することができます。
また、今ではハードディスクに変わりにクラウドというインターネットにある情報の保管庫のようなもので情報を管理できるようになり、情報はより高速化、大量保管ができるようになりました。
まとめ
- 情報とは「我々の身のまわりを取り巻く、五感や感性に訴えかけてくるものすべて」
- ディジタル化により、情報をコンパクトに高速に、交換や保管ができるようになった。
参考書籍
『マンガでわかるCPU』
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