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コンピュータの構成要素

2022/02/27に公開

コンピュータの構成要素

コンピュータは、以下の5つの装置から構成されています。
入力装置
出力装置
制御装置
演算装置
記憶装置

コンピュータの構成要素

制御装置、演算装置を合わせて中央処理装置(CPU) といいます。

入力装置

入力装置とはキーボード、マウスなど外部からコンピュータにデータや指示を入力する装置のことです。

出力装置

出力装置とはディスプレイ、プリンターなどコンピュータから外部へデータを出力する装置のことです。

CPU

制御装置演算装置を合わせて中央処理装置(CPU) といいます。

CPUはコンピュータの頭脳にあたります。

コンピュータは人間ではできない膨大な桁数の計算を瞬時に行うことができ、その中心にあるのがCPUです。

また、コンピュータが行う計算のことを演算といいます。

記憶装置

記憶装置とはデータの記憶(格納・保存)を行う部分です。

記憶装置には主記憶装置(以下メモリと呼びます)補助記憶装置の2種類があります。

コンピュータでのデータのやりとり

CPUとメモリの関係性をもう少し詳しく見ていきます。

演算装置が働くためには、メモリや制御装置との連携が必要です。

CPUの演算装置が演算を行う際には、必ず、メモリとデータなどのやり取りを行います。

メモリには演算の対象となるデータやプログラムが格納されています。

※プログラムとは人間がコンピュータに与える指示書のようなものです。
「コンピュータに何をさせるのか」をプログラムを使って指示を与えます。

演算の際にはデータやプログラムをメモリから呼び出したり、演算の結果をメモリに格納したりします。

データの流れ

制御装置はメモリからプログラムを読み込んで解釈し、作業を実行していくために各装置に指示を出していきます。

制御の流れ
制御装置は他の4つの装置に指示を与える装置

ハードウェアとソフトウェア

ここで紹介したの5つの装置をハードウェアといいます。

ハードウェアは機械として物理的に存在し、手で触れることができます。

これに対して、プログラムやアプリケーションはソフトウェアです。

コンピュータ内で動くものであり、手で触れることはできません。

参考書籍

マンガでわかるCPU(オーム社)

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