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🧭 モヤモヤしそうなときに立ち返る5つの基準
「モヤモヤしたときに立ち返れる“基準”」=思考のコンパスを私なりに整理してみます。
これは、複雑な関係者がいる場面、決まらない会議、よくわからないタスクに直面したときに、「一度、頭と気持ちを整理するための軸」になるようにしました。
🧭 モヤモヤしそうなときに立ち返る5つの基準
No | 基準 | 自分への問いかけ | なぜそれが効くのか? |
---|---|---|---|
① | 🎯 目的 | 「そもそもこれ、何のためにやってるんだっけ?」 | 方向を取り戻す。迷ったときは出発点に戻る。 |
② | 🤝 責任 | 「これは“誰の仕事”で、自分はどこまで?」 | モヤモヤの多くは“責任のズレ”からくる。 |
③ | 📋 決定/未決 | 「これはもう決まってた?まだだった?」 | 話がループするときは、決定状況の可視化で止まる。 |
④ | 🗺️ 言葉の意味 | 「この言葉、相手と同じ意味で使ってる?」 | 意味のズレは、誤解・衝突・フワフワ議論の温床。 |
⑤ | 🧭 正しさの基準 | 「これ、何をもって“良い”と判断するの?」 | 目的・コスト・現実性・コンプラ…基準がズレると動けない。 |
✅ 具体的な使い方(使い方例つき)
🌪 モヤモヤ場面1:
会議で話が噛み合わず、誰が決めるのかも曖昧なまま議論が進む
📌 立ち返る基準:
- ①目的:「この会議のゴールって何だっけ?」
- ②責任:「誰がこの仕様を承認するのか確認しよう」
- ③決定:「この項目、もう決まってたか確認した?」
🔄 モヤモヤ場面2:
顧客が「やってほしい」と言ってるが、それがパッケージの責任範囲か不明
📌 立ち返る基準:
- ②責任:「その機能はパッケージ標準?それとも顧客仕様?」
- ⑤正しさ:「業務要件に本当に必要?目的と合ってる?」
🤷♂️ モヤモヤ場面3:
設計レビューで指摘されたけど、指摘者の意図が分からない
📌 立ち返る基準:
- ④言葉:「“パフォーマンスが心配”って具体的にどの数値?」
- ⑤正しさ:「その指摘って、どんな評価基準からの不安?」
📎 ワンフレーズで立ち戻る言葉
状況 | 使えるひと言 |
---|---|
話が迷走している | 「ちょっと一度、目的に立ち返ってもいいですか?」 |
責任が曖昧 | 「この件、誰が最終的に持つべきですか?」 |
仕様が混沌 | 「これってもう決まってるんでしたっけ?」 |
言葉があやふや | 「その“アラート”って、どういう定義ですか?」 |
判断基準が不明 | 「何を優先して判断すればよさそうですか?」 |
✅ 最後に:この「5つの基準」は私の“仕事のセーフティネット”
- 自分の中で迷子にならないための「セルフガイド」
- 会議でもやもやしても、「立ち返る」だけで自分を立て直せる
- 判断・交渉・説明の“筋”を整える
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