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ECSベースのAWSインフラ構築:事前チェックリスト

2025/04/03に公開

以下は ECS 前提・Secrets Manager 使用・Step Functions 活用を含むクラウドインフラ構築向けの Markdown チェックリストテンプレート です。
Terraform/IaC前提で、実行前に使える設計チェックリストとして最適化しました。


✅ ECSベースのAWSインフラ構築:事前チェックリスト

カテゴリ チェック項目
プロジェクト設計 プロジェクトの目的・スコープが明確になっている
ECS/Fargate を採用する理由が整理されている
Step Functions のユースケースが明確(例:非同期処理、状態遷移)
関係者/ステークホルダーと承認フローが定義されている
VPC・ネットワーク設計 VPC CIDRブロックが他と重複していない
Public / Private サブネットの分離構成がある
NAT Gateway・Internet Gatewayの構成が設計済み
ECSタスクの配置先サブネットとSecurity Groupが決定済み
セキュリティ・IAM設計 Secrets Manager を使用する前提が設計に含まれている
ECSタスク実行ロールに必要な IAM ポリシーが定義されている
Secrets Manager へのアクセス権(KMS含む)がタスクに許可されている
Step Functions 実行用 IAMロールが定義されている
CI/CD・構成管理 Terraform による構成管理が前提になっている
Terraform のバックエンド(S3 + DynamoDB)設定がされている
GitHub Actions or CodePipeline によるデプロイフローが設計されている
terraform fmt / validate / tflint などがCIに組み込まれている
Secrets/環境変数管理 機密情報が Secrets Manager に分割保存されている
ECSタスク定義で secrets パラメータを利用している
.env.tfvars の区別が明確になっている
.env.tfvars が Git に含まれないよう除外設定されている
ECS構成 タスク定義(CPU/メモリ/ログなど)が明確に定義されている
ALB or NLB の構成が明確になっている
オートスケーリングの設定方針が定まっている
CloudWatch Logs への出力が構成に含まれている
Step Functions設計 ワークフロー定義(.asl.json / .asl.yaml)が作成済み
各ステップのタイムアウト・リトライ・Catchが定義されている
呼び出し元(API GatewayやECS)からの連携と権限が確認されている
モニタリング設計 CloudWatch や Datadog のメトリクス連携が設計されている
通知先(Slack / PagerDutyなど)の設定が明確
CloudTrail / GuardDuty の導入有無が方針として定まっている
コスト・タグ設計 AWS Budgets やコストアラート設定がある
各リソースに Project / Owner / Env などのタグ付けがルール化されている
テスト計画 terraform plan / apply による検証環境での事前テストがある
ECSタスク起動確認、ALB経由動作検証項目が洗い出されている
Step Functions の単体・統合テストシナリオが設計されている

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