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離任に向けた引き継ぎ資料(サマリ版)
離任に向けて、引き継ぎがスムーズに進み、今後のトラブルを防ぐ ために、以下のような資料を用意すると良いでしょう。
1. プロジェクト全体の概要資料
✅ 目的: 新しく入る人がプロジェクト全体の流れを理解できるようにする。
📌 内容:
- プロジェクトの目的とゴール
- これまでの経緯(どこまで進んでいるか)
- 現在の課題・リスク
- 主要な関係者(チームメンバー、クライアント、他部署)
2. システム・インフラのドキュメント
✅ 目的: これまでの設計意図や運用フローを理解できるようにする。
📌 内容:
- システム構成図(AWSアーキテクチャ、Terraformの管理範囲、主要コンポーネントの関係)
- AWS環境の管理情報(アカウント、IAM権限、Terraformの管理方法)
- CI/CDフロー(CodePipeline・Gitの運用ルール)
- 主要な監視・アラート設定(CloudWatch、GuardDuty、WAFの運用ルール)
- 運用・保守フロー(障害対応の手順、問い合わせ窓口)
3. 進行中の業務とタスク整理
✅ 目的: 次の担当者がどこから手をつけるべきかを明確にする。
📌 内容:
- 現在進行中のタスクとステータス
- 直近のToDoリスト(やり残し、次のアクション)
- 重要な未解決課題と対処方法の提案
- 優先度の高いタスク(期限、影響範囲)
4. コミュニケーション・関係者情報
✅ 目的: 誰に何を聞けばいいのかを明確にする。
📌 内容:
- 主要な関係者一覧(氏名、役割、連絡先、どの分野の専門家か)
- クライアントや他チームとの関係性(進め方、頻度、合意事項)
- 依頼すべき人・相談すべき人(社内・社外)
- 過去の重要な議論や合意事項のまとめ
5. ナレッジ・FAQ(トラブルシューティング含む)
✅ 目的: 退任後もチームが困らないように、よくある問題とその解決策を残す。
📌 内容:
- よくある質問(FAQ)(例えば、「このエラーが出たときの対処法」など)
- ドキュメントの場所(Confluence, Notion, Google Drive, GitHub Wikiなど)
-
困ったときの対応手順
- どこを確認すべきか
- 誰に相談すればいいか
6. 退任後のフォロー体制
✅ 目的: 離任後もスムーズに業務が継続できるようにする。
📌 内容:
- 退任後の連絡可否(もし質問がある場合、どこまで対応するか)
- 次の担当者のアサイン状況
- もし「緊急対応」が必要になったときの手順
7. 最後に
✅ 目的: スムーズな引き継ぎを終えて、チームに貢献できたことを伝える。
📌 内容:
- 最後の挨拶(感謝のメッセージ)
- 次の担当者がスムーズに動けるようにするためのアドバイス
- 残るメンバーへの励まし
まとめ
重要度が高い順に優先的に作成!
- 進行中のタスク一覧
- システム構成&運用フロー
- 関係者情報&FAQ
- プロジェクト全体の概要
「最低限ここを読めばOK!」という エッセンシャル版(1-2ページ) を用意すると、後任者も助かる。
短く、シンプルに! 余裕があれば詳細版を作成。
💡ヒント: もし「次の担当者がどんな人かわからない」なら、技術レベルや知識の前提を想定して資料の深さを調整 すると良い。
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