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そもそもMCP(Model Context Protocol)ってなに?

2025/04/13に公開

🔍 そもそもMCPってなに?

MCP(Model Context Protocol)は…

AI(例:ChatGPT)と外部のシステム(バッチ処理・データベースなど)をつなぐための“共通のやりとりルール” のこと。

たとえば:

  • AIから「今日の売上データを集計して!」と頼む
  • MCPというルールにしたがって、そのリクエストがバッチ処理に渡る
  • バッチ処理が終わったら、結果がAIに返る

この「呼ぶ・返す」がJSONという形式で決まっていて、誰とでもスムーズにやりとりできる。


🤖 MCPが関係ない今のバッチってどうなってる?

バッチ処理って普通は:

  • JavaやPythonで書く
  • 決まった時間に動く
  • ログや再実行はバラバラに実装されてる
  • 「AIに聞いたらバッチが走る」みたいなことはできない

🧩 MCPを使うと何ができるの?

以下のような新しい仕組みが作れるようになる:

できること どう役立つ?
AIが「この処理お願い」と指示 → バッチが動く バッチを人間じゃなくAIが操作できる
バッチごとに「ツール」として登録 再利用しやすくなる(例:売上集計ツール、CSV変換ツール)
ログや失敗もAIが確認してくれる オペレーターの手間が減る
異常時だけ自動で再実行とかできる 賢く止まりにくいバッチが作れる

🎯 具体的なイメージ(バッチ処理の未来)

今:
👩‍💻「手動でバッチを実行する or cronで定時実行する」

MCP導入後:
🧠 ChatGPTが「昨日の売上集計バッチ、やっといて」→自動で実行
🧠「失敗した?ログ見るね。再実行できるか確認するね」→トラブル時も対応


📌 あなたの視点でいうと…

  • 既存のバッチ処理を“ツール化”するだけでも意味ある
     → 例:「集計するやつ」「CSV出力するやつ」みたいにバラしてMCPで呼べる形にする

  • ログや再実行も共通ルールにのせておく
     → MCP経由で呼ぶことで「AIがどこで落ちたか理解できる」状態を作れる

  • バッチをコードで呼び出せるAPIのようにする
     → 将来的に、ChatGPTやSlackから「これ実行して」が可能になる


💬 まとめ:何をすればいいの?

もし「MCPを使ってバッチを改良したい」と思ったら、まずはこの3ステップでOK。

  1. ✅ バッチ処理の中で「1機能=1関数」に切り出す
  2. @mcp.tool()でMCPサーバに登録する(FastAPIと似てる)
  3. ✅ MCPクライアント(AI側)から呼び出すようにする

色々と変わりそうですね。

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