さくらのVPSにsshで接続 & 初期設定
個人でサーバーを使う時、やはり気になるのが料金ですよね。
少し手間はかかりますが、なるべく安く使おうと思った自分はvpsを使っています。
今回は、新しくsakuraのvpsを立ち上げてsshで接続したので、備忘録として記録します。
vpsのプラン
- 1,738円/月
- 石狩第1ゾーン
- SSD 100GB
- 仮想3Core
- 2GB メモリ
STEP1: 自分のPCでやること
私はM1のMacbookを使用しているので、その前提で進めますが、Linux系のOSを使っている人は同じようにできると思います。
sshキーを発行
まずは.ssh
ディレクトリに移動します。
cd .ssh
以下のコマンドでsshキーを発行します。
ssh-keygen -t rsa -C comment -f <ファイル名>
私はファイル名を指定して発行するのが好きなのでこのように発行しますが、以下のコマンドでもデフォルトの状態で発行できます。
ssh-keygen
これを実行すると<ファイル名>.pub
と<ファイル名>
の2つのファイルが作成されます。
.pub
がついた方が公開鍵になるため、外部に公開してOKです。
もう一方は秘密鍵になるので、絶対に外部に漏らさないようにしましょう。
configファイルを修正
~/.ssh/config
ファイルを修正(既存のものがある場合は、下に追加)します。
Host <任意の名前をつける>
HostName xxx.vs.sakura.ne.jp
IdentityFile ~/.ssh/<秘密鍵のファイル名>
User <vpsのユーザー名>
Port 22
STEP2: vpsサーバーでやること(ここはサーバー契約時に入力してしまってもOK)
ブラウザのコンソールからログインして操作します。
デフォルトのユーザー名はUbuntuの場合はubuntu
、パスワードは自分で設定したものです。
vpsに設定ファイルを作成
vpsの中身がまだ空なので、設定ファイル(./.ssh/authorized_keys
)を作成します。
mkdir .ssh
cd .ssh
touch authorized_keys
authorized_keys
の中に先ほどの公開鍵を記述します。
vim authorized_keys
(中身)
ssh-rsa ......
......= xxx
これでsshで接続できるようになりました。
ssh <指定した名前>
STEP3: 接続ポートを変更
デフォルトの設定では22番ポートが使用されますが、攻撃対象になりやすいので、今回は3843
にポートを変更します。(一例です)
vps側の設定を変更
vpsにログインした状態で、以下のファイルを修正します。
sudo vim /etc/ssh/sshd_config
変更点: 14行目
#Port 22
↓
Port 3843
Passwordでのログインを禁止します。
変更点: 57行目
#PasswordAuthentication no
↓
PasswordAuthentication no
自分のpc側の設定を変更
以下のファイルのポート番号を修正します
vim ~/.ssh/config
```sh
Host <任意の名前をつける>
HostName xxx.vs.sakura.ne.jp
IdentityFile ~/.ssh/<秘密鍵のファイル名>
User <vpsのユーザー名>
Port 3843 #ここを変更
sakuraのポート設定を修正
3843
のポートを許可します。
※変更した後はvpsの再起動が必要です。
※全ての設定が終了したら、22番ポートも削除した方がいいと思います。
さらに、webサービスであれば80/443ポートは解放してあげましょう!!!
これを忘れるといつまでも接続できません😅
githubとの連携
githubからcloneしたい場合は、以下のスクラップを参考にしてください。
Docker/docker-compose のインストール
以下のスクラップを参考にしてください。
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