😽
iterm周りメモ
iTerm2には、作業環境を保存し、後で再開するためのいくつかの便利な機能があります。これにより、前日の状態を保持し、次回の作業をスムーズに開始することができます。
1. Split Panesの使い方
Split Panes機能を使うと、1つのターミナルウィンドウを複数のペインに分割できます。それぞれのペインで別々のターミナルセッションを実行できます。
-
垂直分割:
Cmd + D
-
水平分割:
Cmd + Shift + D
2. セッションの保存と復元
a. Window Arrangementの保存
iTerm2には、現在のウィンドウの配置(ペインの分割状態、セッションの状態など)を保存し、後で再開するための機能があります。
-
保存方法:
-
Window
>Save Window Arrangement
から現在のウィンドウ配置を保存します。 - 保存する際に、適当な名前を付けて保存します。
-
-
復元方法:
-
Window
>Restore Window Arrangement
から保存した配置を選択して復元します。
-
b. Session Restoration
iTerm2の「Preferences」には、終了時のセッションを自動的に保存し、次回起動時に復元するオプションがあります。
-
設定方法:
-
Preferences
>General
>Closing
セクションで、"Hotkey window restores state on startup"
と"Quit iTerm2 instead of closing windows"
オプションを有効にします。
-
-
自動復元:
- これにより、iTerm2を終了しても、次回起動時に前回のウィンドウとタブの状態を自動的に復元します。
c. tmuxの利用
tmuxを使うと、ターミナルセッションをサーバー上に保持でき、次回再接続時に同じセッションを再開することができます。iTerm2はtmuxと統合されており、より簡単にセッションを管理できます。
-
tmuxのインストール:
brew install tmux
-
tmuxセッションの開始:
tmux new -s mysession
-
セッションのデタッチ:
Ctrl + b, d
-
セッションの再接続:
tmux attach -t mysession
tmuxを使用すると、セッションをシャットダウンしても保持でき、再度ログインしても前回のセッションを再開できます。
これらの方法を活用することで、前日の状態を保持し、スムーズに作業を再開できるようになります。
Discussion