TSKaigi 2024へ参加してきました
こんにちは。チームラボフロントエンド班の濟木です。
2024年5月11日、東京中野セントラルパークにて開催された「TSKaigi 2024」に現地参加してきました。TSKaigi 2024は、プログラミング言語TypeScriptをテーマとした技術カンファレンスで、業界の最新動向や技術トレンドを学ぶことができました。
今回は参加レポを書かせていただきます。
また、チームラボはTSKaigi 2024のシルバースポンサーとして参加しました。
聴講したセッション(当日の流れ)
Keynote: What's New in TypeScript
最初のセッションはMicrosoftのPrincipal Product Manager の drosenwasserさんのセッションでした。
TypeScript 5.5 Beta に関して実際にコードを書きながら説明されていました。
英語での説明でしたがステージのスクリーン上とオンライン参加のライブではリアルタイムで翻訳された文章も表示されてました。
フロントエンドもバックエンドもインフラも...全てをTypeScriptで統一したらこうなった!
全体のコードの97%をTypeScriptで統一されているとのことで、ほぼTSで書かれているアプリケーションを聞いたことがこれまであまりなかったので「すごいな...」という感想が真っ先に浮かびました。
フロントエンドとバックエンドで型を共有している点がコミュニケーションコストが減らせることができて嬉しいな、と思いました。
TypeScriptと型のパフォーマンス
これから開発時にエディタが重くなった際には真っ先に思い出して実践できるようにしたい、と思う内容でした。
ハードウェアを動かすTypeScriptの世界
どのようなハードを作るか、その技術選定、コスト面など、ハードウェアに関わる開発に考えるポイントをわかりやすく紹介されてました。また、その中でTypeScriptを用いるメリットに開発難易度の低下を挙げられており、よく用いられるC言語との比較をマシンごとに説明されてました。少量生産のものであればTypeScriptでもコスト面で問題ないということで個人で何か作りたくなった時はTypescriptで実験するのも良さそうです。
Prettierの未来を考える
スライドは用意されてましたが、ほとんどトークに振られており30分話し続けられてました。内容もとても面白く、メンテナの視点と利用者の視点双方からのコメントがとても興味深かったです。詳しくは上記の記事をご覧ください。
スポンサーブース
セッションやLTだけでなく、プラチナスポンサー、ゴールドスポンサーの方々がブースを展開されており、各企業さんが運営されているサービスの説明を受けたり、ミニゲームに参加することができました。どのブースも展開されている情報が面白く、刺激になりました。
また、スタンプラリーも開催されており、ブースを訪れるとスタンプがもらえ、10個ブースを巡るとくじ引きができる、というイベントもやっていました。ブースを訪れた際の最初の会話が始めやすく、個人的にとてもありがたかったです。
スポンサーブースの横には休憩スペースもあり、コーヒーや軽食も準備されてました。そのスペースでセッションやLTの登壇者へ質問ができるようになっており、スピーカーとリスナーの交流が広がっていました。
まとめ
個人的にカンファレンスに参加することが初めてでとても緊張しましたが、どのセッション・LTも刺激的で面白く、モチベーションがとても高まりました。また、各スポンサーさんのブースで取り上げられていた内容もさまざまで、それぞれ色が出ていて面白かったです。
また、このようなカンファレンスに参加する機会があれば積極的に参加していきたいと強く感じました。
最後になりますが、カンファレンス開催にあたり、多大な時間を割き準備してくださった運営の皆様、セッションやLTで登壇してくださった皆様、ありがとうございました。
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