2024年のふりかえり、顕在化した大きな課題、2025年の目標
はじめに
\スニダンを開発しているSODA inc.の Advent Calendar 2024 25日目の記事です!!!/
こんにちは、SODAでCTOをしています @rinchsan です。
この記事では、SODAのエンジニア組織における今年の大きなトピックをいくつか紹介しつつ、今後の課題も話したいと思います。
2024年は準備の年でした
CTO室のスタート
今年9月、機械学習や生成AIなどを有効活用して非連続な価値創出の実現を目指す、CTO室というチームを立ち上げました。
2024年のCTO室の活動としては、まだまだ準備段階な部分が多く、CTO室としての最初の大きな成果は年明けに紹介できる予定です。
また、初期フェーズでは現組織内のエンジニアで新しくチームを作りましたが、今後は中途採用も含めてチームを拡大していきたいと思っています。
もし、下記求人を見てご興味をお持ちいただけたら、お気軽にお話を聞きにきてください!
機械学習エンジニアも募集しています!
CTO室での最近の開発業務では、ML関連の技術を利用した取り組みが中心になっています。
しかし、現CTO室メンバーはML関連の経験を深く積んできたメンバーではなく、調査・設計・実装に時間が多くかかってしまっています。
現メンバーが知識・経験を吸収してレベルアップしていくことももちろん目指したいですが、より知識・経験を持ったメンバーを採用することでそれをスピードアップしていきたいとも考えています。
もしご興味をお持ちいただけたらぜひカジュアルにお話ししましょう!
セキュリティ部署の立ち上げ
今年10月、コーポレートセキュリティおよびプロダクトセキュリティを横断的・全社的に見ていくセキュリティ部署を立ち上げました。
2024年の活動としては、部署を立ち上げたもののプロダクトセキュリティに専任する人材がいない状況だったため、採用活動に集中していました。
来年には強い人材も入社することが決まったので、より一層アクセルを踏んでセキュリティ体制を強化していく予定です。
セキュリティ部署立ち上げの背景などは下記Zennにも詳しく記載しているので、もしご興味をお持ちいただけたら読んでいただけると嬉しいです!
モジュラモノリス移行のスタート
どんどんプロダクト仕様が複雑化していくのに対して、それを支えるシステムのリファクタリング・改善がうまく回せていませんでした。
それと同時に、エンジニア組織は拡大していくことでさらにシステムを健全な状態に保つ難易度が上がり、組織を拡大できたことは良かったものの、プロダクト開発の品質・スピードを良い状態に保つことが難しくなってしまった1年でした。
ジワジワとデプロイの頻度が下がっている様子
そのような現状を少しずつ打破していくために、巨大なモノリスとなっている現行のシステムを少しずつ疎結合・高凝集な状態へとリファクタリング・リアーキテクチャリングしていくプロジェクトをスタートしました。
細かい定義は難しいのですが、いわゆるモジュラモノリスのような状態を目指しています。
弊社のエンジニアがそのプロジェクトについて書いてくれたZennもあるので、ご興味があればぜひ見てみてください!
2025年は非連続な価値創出と連続的なリファクタリングを
2025年は、CTO室の活動をもっと進化・拡大していき、機械学習などを利用した非連続な成長をプロダクトに生み出していける体制作りを目指します。
また、モジュラモノリス移行は非連続的に成果が出る取り組みではなく、地道に泥臭く既存のシステムと組織に同時に長い期間向き合っていく必要がある根気のいるプロジェクトです。
心を折ることなく、Pendingにすることなく、継続的にリソースをアサインし、根気強く進行していきます。
おわりに
来年もやっていき!
株式会社SODAの開発組織がお届けするZenn Publicationです。 是非Entrance Bookもご覧ください! → recruit.soda-inc.jp/engineer
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