スクラムガイドの漸進的という言葉にたびたび救われてる話
こんにちは。SODAでQAエンジニアをやっているokauchiです。
ここ数週間は毎週記事公開が出来ていまして、SODA Engineering Blogを独占しちゃいそうです。
それでも良いからドンドン書いて!とGOサインもらった(最高)ので、引き続き記事書きます!
今回は、スクラムガイドの漸進的という言葉が助かっているという話です。
定期的に読むスクラムガイド
SODAでは、定期的にスクラムガイドを読む習慣があります。月に1回読み返しましょうとか、週1回の勉強会で定期的に予定されている訳ではないのですが、チームの誰かが気づくんですね。そろそろ読み返した方が良いんじゃないかと。それもいつも決まったメンバーやスクラムマスターから読もうよと始まる訳ではなく、毎回別の人。シンクロ率が高いのか、タイミングが絶妙で、それより必要なことがあるから後回し!とならず、「そうだね、次の勉強会はスクラムガイドの輪読会にしよう!」というように決まります。
何度読み直しても新しい発見がある
スクラムガイドを定期的に読むと、前回は適当に読み流してしまったなぁ、わかった気になってしまったなぁというところが見つかったり、より前のめりになったメンバーからここの段落の理解のすり合わせしたい!というような気づきを与えてくれる提案、新しくジョインしたメンバーから過去のプロジェクトではこんなところで成功/失敗があってね・・というような経験談が聞かせてもらえたり。チームでやることのうれしさってやっぱりここだよなぁ!!とテンションも上がります!!!
漸進的という言葉でいつも立ち止まれる
スクラムガイド2020内のスクラムの理論に以下のような文章が出てきます。
スクラムでは、予測可能性を最適化してリスクを制御するために、イテレーティブ(反復的)
でインクリメンタル(漸進的)なアプローチを採⽤している。
漸進的って言葉、いつも僕は読み方を忘れてしまうんですよね。。笑
ぜんしんてき?せんしんてき?だったっけ。そこで一歩止まるんですよね。読み方もおぼつかないぐらいだから意味なんてなおさらで、毎回調べている気がするんですが、意味はこんな感じですね。
成果を出すことに焦ったりすると、急激な変化をチームに入れていくことにもなるんですが、そうではなくゆっくりゆっくり順序よく実現していこうと。スクラムはなかなか形がなく壊れやすいものなので、時間はかかっても理解や定着を優先していこうと書かれているんだろうなと捉えています。これが段階的のような言葉だったら、この部分を軽く読み飛ばしていたと思います。何回か読み直した時に味が出てくるすごい良い言葉だなと。
インプットは新鮮さだけでなく、今なら見えるものも意識する
スクラムガイドもそうですし、技術書、ビジネス書もそうなんですが、手に入れて初めて読んだ時とある程度自分が成長した時に読み返すと新たな気づきがあって良いですね。ついつい「前も読んだからそんなに新しい気づきないでしょ」と敬遠しがちなんですが、これを機に今まで購入したスクラム本も読み直そうと思いました!
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