【インフラ好き必見】人類Tailscaleを使おう
これは2024team411アドベントカレンダー 5日目の記事です。
昨日はみみさんの「GitHub Copilotのすゝめ」でした。まさかシェルでさえコパイロットが使えるとは...すごい時代になりましたね。
今回の記事では、Tailscaleという、実際に自分も使っているちょーーーーすごいソフトウェアを紹介したいと思います!!
Tailscaleってなんぞや
簡単に言うと、自分の持っているパソコンやスマホなどを一つのネットワークでつなぐことができ、外出先でもまるで自宅にいるような開発体験ができるツールです。詳しい仕組みなどは公式サイトでたくさん解説されているので割愛しますが、要するに外にいてもlocalhostでアクセスできたり、ポート開放をしなくても他人にマシンを共有したりできるようになります!しかもピア・ツー・ピアを採用しているため安全でもあります!これだけでも革命ですね!
具体的な使用例としては、自宅サーバーに外から安全かつ簡単にアクセスしたり、友達にマイクラサーバーとして共有したりなどいろいろです。
はじめる
ここから自分の環境にあったものをダウンロードし、始めての場合はアカウントを作成します。昔はGithubとか選べなかった気がしますがGoogleとかお好きなものを選んでください。このとき選んだ認証方法によって、tailnetと呼ばれるネットワークのグループ名のようなものが自動的にきまります。
そうしたら、あとはガイドに従えば作成が完了します!
自分の活用例・いいと思った機能
・IPを固定できる
これも素晴らしい機能で、ルーターの設定を弄る必要もなくDHCPのままでもIPを固定してアクセスすることができます!sambaなど、ホスト名で指定できない場面でも困りません!
・スマホとパソコン間で楽にファイル移動ができる
これに関しては他の似たようなソフトよりも群を抜いて便利で、共有センターや右クリックから一瞬でファイルを転送できます。
・自宅外からアクセスできる
このおかげで自宅PCをファイルサーバーとしてマウントして使ってます。クラウドストレージ冷笑時代。
ここで紹介したものの他にも本当にいろんな機能があるので気になる機能を調べてみてください!
苦労した話
先週、マイクラサーバーを建てるためにTailscaleを使ってVMにアクセス、そして他の人に共有をしようと色々と設定をいじりました。これがいけなかったのか、いくら招待機能を使って他人を招待してもpingがタイムアウトし、接続することができませんでした。色々と探っていくうちに、原因はTailscaleのアクセスコントロールだということがわかりました。一度、タグを間違えて全部のマシンに付けてしまったときに削除をしたのですが、コンフィグを元に戻してもその名残かなにかが残ってしまったようです。結局、アカウントを作り直したところすべてうまく行きました。
おわりに
本記事を読んでくれたそこのあなた!Tailscaleをインストールして快適な開発ライフを送りましょう!!
明日の記事は猫さんの「Unityで一方通行の壁をつくる」です!一方通行の壁ってなんでしょうかね...楽しみです!
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