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なぜ Ghostty で option+backspace が効かない?単語削除できるようにする設定方法

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Ghostty では、キーの組み合わせで任意の制御文字を送る設定ができます。これを利用すると、macOS ではおなじみの option+backspace で単語ごとに文字列を削除する挙動がターミナル上でも再現できます。

設定方法

例えば以下のように設定します。

# ~/.config/ghostty/config
keybind = option+backspace=text:\x1b\x7f

これで option+backspace を押すと、シェルの行編集で「直前の単語を削除」できます。
\x1b\x7f は Meta-Backspace、readline の backward-kill-word に相当します。)

Ctrl-W (unix-word-rubout) との違い

似た設定として以下もあります。

# ~/.config/ghostty/config
keybind = option+backspace=text:\x17

こちらは Ctrl-W を送るもので、unix-word-rubout として「空白で区切られた単位」を削除します。
一方、\x1b\x7f は記号やスラッシュでも区切ってくれるので、パスやハイフンを含む単語を編集するときに便利です。

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