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SteamDeckでアスカ見参を動かす(SteamOS)
TL; DR
- SteamOS が動作する SteamDeck でアスカ見参(Windows版)を動作させる
- Windows デュアルブート不要
- Proton6系を使えばとりあえず遊べる
- 一部未解決問題あり
- OP等のムービーが表示されない
- デスクトップモード時にSteamクライアントを経由せず起動させるための再現性のある手順が不明
手順
Steamクライアントから動かす場合(推奨)
- まず WindowsPC に通常通りアスカ見参をインストールし、Windows環境で起動できるよう各種パッチを当てる
- オフラインパッチ
- NOCD
- AsukaPlus
- インストールしたディレクトリごと、SteamDeckにコピー
- 非SteamゲームとしてSteamクライアントに登録
- Steamゲームのプロパティで互換レイヤーをProton6.x、もしくは8.xにする
- Proton7系、GEでは動作しない
既知の問題
- OP等のムービーが正しく表示されない
- avi コーデックの問題と思われる
デスクトップモードでSteamクライアントを介さずに動かす場合(調査中)
一度起動できたが、残念ながら再現性のある手順を確立できていない。
概ね以下の通りだが、手順3(DLL導入)はそのままでは動かず修正が必要
- 上記の Steamクライアントから動かす場合 の手順を実施する
- 一旦アスカ見参を起動、停止する
- 一度起動することで、protontricksがDLLを配置するディレクトリが作成される
- protontricksによるDLL導入
- discovery で protontricks を導入
- protontricks を起動し設定する
- アスカ見参を選択し OK
- Select the default wineprefix を選択
- Install a Windows DLL or component を選択
- DLL を選択し OK
- dinput8 (必須)
- directmusic (おそらく必須)
- wmp9 (ムービーを再生するために必要)
- アスカ見参のexeファイルを実行
- protontricksのダイアログが表示されるので、アスカ見参の設定を選択しOK
既知の問題
- protontricks で DLL をインストールすると途中でエラー終了する
- Steam側で互換レイヤーのバージョンをProtonGE(要ProtonUp-Qt)にすると一応はインストール可
- ただしProtonGEだと起動しない
- 要検証
- 互換レイヤーのバージョンを変えてDLLを入れてからバージョンを戻して動作するか
- protonやwineの設定でそもそもエラーが出ないようにDLL導入できるか
- Steam側で互換レイヤーのバージョンをProtonGE(要ProtonUp-Qt)にすると一応はインストール可
- (wmp9を導入していない場合) ムービーシーンでエラーダイアログが表示される
- OK を選択すると、ムービー後からゲーム再開する
検証tips
互換レイヤーを変更する
一度ゲームを起動すると、互換レイヤーのチェックボックスがグレーアウトして選択不可になる。
OS再起動でもいいが、クライアントだけ再起動すれば選択できるようになる
- デスクトップモードになる
- タスクバーのSteamアイコンをタップし Steamを終了 をクリック
- タスクバーのSteamアイコンが消えたら改めてSteamクライアントを起動
protontricksでの変更をリセットする
手順が確立できたと思ったときに、再現性があるか確認するために一度元に戻すための手順
- protontricks で該当ディレクトリを削除
- protontricksを起動
- アスカ見参を起動
- Select the default wineprefix を選択
- Delete ALL DATA AND APPLICATIONS INSIDE THIS PROTON PREFIX を選択
- Steamクライアントで使いたい互換レイヤーを選択してからゲームを起動、終了
- protontricks 用のディレクトリが再作成される
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