GitHub Copilot Coding Agent を試してみる

このスクラップについて
GitHub Copilot の公式ブログ Changelog によると先月末(2025.06 末頃)に Pro プランでも Coding Agent が利用できるようになったようだ。
Coding Agent についてまだあまりよく理解していないが Davin のようにバックグラウンドでタスクを処理できるサービスなのではないかと認識している。
このスクラップでは Coding Agent の設定を行い、実際に使ってみる過程を記録していく。

Changelog
Change log を見ていると最新機能に関する公式発表を追える、今後も定期的に閲覧するか、AI に頼んでまとめてもらおう。

Agents ページ
最近では Agents ページが追加されたようだ、これでますます Coding Agent を使いやすくなりそうだ。
Agents ページには https://github.com/copilot/agents からアクセスできる。

AI コーディングサービスの使い分け
AI コーディングサービスはざっくり 3 つに分けられるのではないかと考えている。
- 初期の GitHub Copilot のような自動補完型
- Cline や Claude Code / Gemini CLI のような対話型
- Davin や GitHub Copilot Coding Agent のような自律型
それぞれどのような場面で有効だろうか?
自動補完型は細かなコントロールが可能だし、書きながら読めるので間違ってはいけない重要な機能を実装するのには向いてそうだが、それほど手間は減らない。
一方、自律型ではコントロールを委ねることにはなるが手間を大きく削減できる利点がある。テストやリファクタリングに向いてそう。
対話型はこれらの中間でバランスが良いので役に立つ場面が多そうだ。
また、自動補完型と対話型は併用しやすいので、自動補完+対話型 v.s. 自律型という構図も考えられそうだ。
Claude さんに聞いてみよう。
なるほど、確かに自律型はコードベースをどこまで理解できるかがボトルネックになりそうだ。
また、リファクタリングだけではなく CRUD など定型的な実装や、ドキュメントが整備された状態での機能実装などの場面で役に立ちそうだ。
また、開発フェーズの観点も面白い、プロトタイピング段階では対話型、実装段階では自動補完型、テスト・リファクタリング段階では自律型というのも使い分けのヒントになりそうだ。
とはいえ AI コーディングエージェントはどんどん進化しているので、このような使い分けはほんの参考程度にとどめて、先入観にとらわれずに色々な場面で各種のツールを使っていった方が良さそうだ。

前置きが長くなった
早速セットアップして使ってみよう。
とはいえ Agents ページがあるので、リポジトリを指定して内容を入力すれば終わってしまいそうだ。
まずはドキュメントを当たってみよう。

公式ドキュメント
実質的にはこの辺りから始まりそうだ。

GitHub Copilot Coding Agent の有効化
Pro プランはわからないが、Pro+ プランではデフォルトで有効化されているようだ。
If you are a GitHub Copilot Pro+ subscriber, Copilot コーディング エージェント is enabled by default.
https://github.com/settings/copilot/features のページから見ると問答無用で有効化されているようだ。
むしろどうやったら無効化できるのかがわからない

Issue の割り当て
Assignee として Copilot を登録することで作業を開始してくれるようだ
Issue のコメント欄で @copilot
でメンションしても良いのか気になる、Assign する前にせっかくなので試してみよう。
けど実際には Assign して作業を開始してもらうことが多そうだ。

利用枠
Coding Agent の利用枠はどうなっているのだろう。
こちらにあるように 1 回のイシュー対応で 30 回程度のプレミアムリクエストを消費するので、Pro プランでは 10 回くらいしか使えなそうだ。
ちなみに Copilot code review は 1 回あたり 1 件のプレミアムリクエストを消費するようだ。
使い切っても 0.04 ドルでプレミアムリクエストを追加購入できる:6 円で計算すると、課題対応なら 180 円、レビューは 6 円でやってくれることになる。
以前に Davin で遊んだ時には 1.35 ドル(202 円)かかったので同じくらいのようだ。
また、GitHub Actions の料金もかかるようだ。
とはいえ Actions は Free プランでも 2,000 分と無料枠が大きく、さらに公開リポジトリでは無料なのであまりボトルネックにはならなそう。
こちらの記事がとてもわかりやすい。
月末になってプレミアムリクエストが余っていたら課題をお願いしてみるのも良さそうだ。

Agent Mode はいつから使えた?
Coding Agent と少し似ていてあまり関係のない Agent Mode はいつから使えたのだろうとふと気になったので調べたら今年(2025 年)の 2 月頃から使えたようだ。
もう 5 カ月も経っているのでかなり進化してそうだ。

Claude Code v.s. GitHub Copilot Agent Mode
気になったのでいつかしっかり調べてみたい。
とりあえず Claude さんに調べてもらおう。

GitHub Copilot の魅力を伝える記事を書きたくなってきた
別スクラップでやろう。

早速使ってみた
Claude Code を使って issue を登録した、やはり Claude Code は汎用性が高い。
Issue ページで assignee として Copilot を選択した。
WIP のプルリクエストが始まったようだ
「Code with agent mode」ボタンも気になるが押すとスペースが作成されてしまうようなのであまり押さない方が良いかも。

作業してくれている様子
プルリクエストページで started workd をクリックすることで確認できる
また、サイドバーの Development セクションのボタンを押しても良い。
進捗状況

1 プレミアムリクエストしか消費しないだと!
Copilot coding agent now uses fewer premium requests! From now on, each session uses just one premium request.
これはやばい、Pro プランでも 300 回使えるし、オーバーしても 0.04 ドル で 0.06 円しかかからない。
つい昨日くらいの話だ。
むしろ 300 個もお願いすることが思い浮かばない。

プルリクコメントからお願いしてみた
すぐに動いてくれた