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30分で Amazon EventBridge Schedules を最低限理解する

2024/01/08に公開

はじめに

最速最低限の努力で、EC2の起動を行うEventBridgeスケジュールを作成します。

Amazon EventBridgeで検索してスケジュールを選択

スケジュールを作成


テストのため一度だけ実行されるスケジュールを作成します。

実行するAPIを選択


ターゲットの詳細 > すべてのAPI を選択します。

次に、検索窓で EC2 > StartInstances を選択します。

対象のインスタンスを指定


StartInstancesでAPIに渡すパラメータをJSONオブジェクト形式で指定します。今回は起動するEC2のInstanceIdを指定します。

アクセス許可


EventBridgeスケジュールからEC2に対するアクセス許可を設定します。既存のロールがあればそれを使用してください。新規で作成する場合は、IAMコンソールへ移動ボタンをクリックして、ロールの新規作成 > カスタム信頼ポリシー > プリンシパルにscheduler.amazonaws.comを追記して作成後、AmazonEC2FullAccessのポリシーをアタッチすればOKです。

これらの設定が終わり次第、スケジュールの作成ボタンを押すと準備完了です。
詳細は省きましたが、最低限これらの設定だけで実行は可能です。

動作確認


スケジュール通りにEC2が起動したこと確認できました。

おわりに

初めて触ってみましたが、これくらいであれば一瞬で実装できました。Lambda関数を書かずに実行できるのはありがたいですね。EC2の停止をスケジューリングするさいはAPIの設定で EC2 > StopInstancesとすることで実現可能です。

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