Open3
内受容感覚は意思決定に活用できるのか? アニー・マーフィー・ポール『脳の外で考える』から考える
背景
- 内受容感覚(Interoceptive sense)という概念を、以下の書籍を読んでいて知った
- 鈴木裕介『心療内科医が教える本当の休み方』
- 内受容感覚が発達していると直感が働くので意思決定の質が上がる みたいな話だった気がする
- 関連して、新卒で勤めた企業の、一番賢い同期が、私を指して「語彙が多いやつっていつもどこかしら体調悪いよな」と言っていたのを思い出した
- これまでは、内省的だからだ, 「調子の悪さ」への解像度が高いからだ, そもそも常に体調が悪いからだ という理解にとどまっていたが、内受容感覚の鋭敏さ という観点もあるかもしれないと思い、興味を持った(≒ 自分の強みを新たに知れる機会かもしれないと思った)
内受容感覚 とは?
- 身体の内側の感覚を指す
- 「内臓感覚」とも呼ばれる
五感とは違うのか?
- ≠五感
- 五感の範囲は「外受容感覚」と言う
内受容感覚はなぜ重要たり得るのか?
- 感情の根源こそ内受容感覚であり、幸福感や安心感に直結するから
- 経験を基にした直感的な意思決定の質に関与するから
内受容感覚の機能低下によるリスク
- 不安や抑うつの増加
- ストレス性疾患や生活習慣病のリスク増加
参考
いずれ書く/そのために調べる
・意思決定で身体に頼るべき/直感に頼るべきは「経験のNが稼げていて、かつ、適切にフィードバックを得て妥当に学習できている場合場合」に限るのでは?
・内受容感覚に頼るべきでない種類の意思決定の対象と、頼るべきものと、を具体的に示しておきたい