tauriの開発で、cdせずにcargoを扱いたい

bunを使ってtauriのアプリケーションを開発する時に、cargo add ...のようなcargoコマンドを使うためには、Cargo.tomlのあるsrc-tauriフォルダに移動（cd）しなくてはならない。ただ、いちいちそこに移動するのは面倒なので、cargoコマンドのオプションを使った解決策のメモ。

解決策

package.jsonのscriptsに以下を追加する。

"cargo": "cargo +nightly -Z unstable-options -C src-tauri"

例：

"scripts": {
  "start": "vite",
  "dev": "vite",
  "build": "vite build",
  "serve": "vite preview",
  "tauri": "tauri",
  "cargo": "cargo +nightly -Z unstable-options -C src-tauri"
}

これで、cargoコマンドを実行するスクリプトで、パッケージマネージャから実行することができる。例：bun cargo add anyhow
スクリプトの内容は、カレントディレクトリを-Cオプションでsrc-tauriにした上でcargoコマンドを実行するもの。現在-Cオプションはunstableでなおかつnightlyなので、最初に+nightly -Z unstable-optionsを指定している。