Cesium for Unity が含まれる Unity プロジェクトを Apple Vision Pro 向けにビルドする手順
Cesium for Unity を Window モード, VR モードの Apple Vision Pro アプリで利用する方法について記載します。
MR モードでの利用については以下をご覧ください。
公式ドキュメントの Step 1 を参考に、Cesium for Unity を Unity プロジェクトにインポートする
Library/PackageCache/com.cesium.unity@x.x.x
フォルダを Packages
フォルダ内に移動する
(Cesium for Unity パッケージ内のコードを変更できるようにするため)
Packages/com.cesium.unity@1.11.0/Runtime/generated/Reinterop/Reinterop.RoslynSourceGenerator
内にあるスクリプトの
#if !UNITY_EDITOR && UNITY_IOS
を #if !UNITY_EDITOR && (UNITY_IOS || UNITY_VISIONOS)
に書き換える
sed を用いる場合は以下のコマンドで書き換えられる
cd Packages/com.cesium.unity@1.11.0/Runtime/generated/Reinterop/Reinterop.RoslynSourceGenerator
sed -i '' 's/UNITY_IOS/(UNITY_IOS || UNITY_VISIONOS)/g' *.cs
上記リンクのコードを Unity プロジェクトに入れ、Unity Editor で visionOS 向けにビルドを行う
これ以降の手順は上のスクリプトで自動化されているものです。
スクリプトを用いない場合は、手動で以下の手順を行ってください。
Unity でのビルドで生成される Xcode プロジェクトの Libraries
フォルダ内に Cesium for Unity の iOS 用プラグインフォルダ (Plugins/iOS
) をコピーする
Xcode にて Unity-visionOS の Libraries
フォルダ内にグループを作成する
(名前はなんでもいいがここでは Cesium
としている)
さらに作成したグループに対して子グループを作成する
(名前はなんでもいいがここでは lib
としている)
Libraries
フォルダ内にコピーした iOS
フォルダ内の libCesiumForUnityNative-Runtime.a
を Finder で選択し、Xcode で作成した親グループにドラッグ&ドロップで追加する
Libraries
フォルダ内にコピーした iOS
フォルダ内の lib
フォルダ内のファイルすべてを Finder で選択し、Xcode で作成した子グループ内にドラッグ&ドロップで追加する
これで Xcode のビルドが通りアプリケーションが実行できるようになる