🐘
Laravel Sail で Laravel のバージョンを指定する
状況
Laravel Sail で Laravel のプロジェクトを作成する際,バージョンを指定したい.
→ 正確には Laravel のバージョンを指定するのではなく,PHP のバージョンを指定することで,その PHP で動作する最新バージョンが選択される.
Laravel のバージョン
Laravel にはバージョンがあり,大凡毎年新バージョンがリリースされる.
バージョンの確認
下記のドキュメントページで確認できる.
https://laravel.com/docs/11.x/releases
表記例(2024/09 時点)
Version | PHP (*) | Release | Bug Fixes Until | Security Fixes Until |
---|---|---|---|---|
9 | 8.0 - 8.2 | February 8th, 2022 | August 8th, 2023 | February 6th, 2024 |
10 | 8.1 - 8.3 | February 14th, 2023 | August 6th, 2024 | February 4th, 2025 |
11 | 8.2 - 8.3 | March 12th, 2024 | September 3rd, 2025 | March 12th, 2026 |
12 | 8.2 - 8.3 | Q1 2025 | Q3, 2026 | Q1, 2027 |
(*) Supported PHP versions
バージョンに対する考え方
-
基本的には最新バージョンを使用する.
-
デプロイするサーバの PHP のバージョンを確認し,それに合わせて Laravel のバージョンを選択する.
- 例:サーバで使用できる最新の PHP が 8.1 → PHP 8.1 で動作する最新バージョンである 10 を使用する.
-
バージョンが異なるとディレクトリ構造や使用するメソッドが異なる場合がある.そのため,調べるときには自分が使用しているバージョンを指定すると良い.
バージョン指定してプロジェクトを作成する場合
例えば,PHP 8.1 を使用する場合は以下のコマンドを実行する.PHP の指定を行うことで,指定した PHP で動作する最新バージョンが選択される.
curl -s "https://laravel.build/app-name?php=81" | bash
PHP の指定を行わない場合は自動的に最新バージョンが選択される.
curl -s "https://laravel.build/app-name" | bash
まとめ
よく忘れるので備忘録として記載した.
以上だ( `・ω・)b
Discussion