春休みなので基本情報技術者試験を受けた
大学卒業を来月に控え、せっかくの春休みなので資格を取ろうと思い、受けてきた。
時系列
2024/2/6 「FE受けるか」と思い立つ。科目Aの過去問を解き始める
2024/2/11 受験申し込みをする
2024/2/17 科目Bの過去問を解く
2024/2/19 受験当日
知識・技能レベル
プログラミング歴: 4年
言語: JavaScript(4年)、TypeScript(3年)、Python(2年)、Ruby(1年)、C++(1年)、Rust(半年)
大学の学園祭の実行委員としてNuxtを書いていた。バイトではNuxtとRuby on Railsを書いている。Pythonは授業や研究で使っているがほとんど書き捨て。C++はAtCoderのみ。Rustは趣味。
お察しの通り所謂コーダーなのでコードを書くこと以外の知識は雀の涙。
試験勉強
科目A
60問90分、全て必答。形式は全て4択。
過去問と解説をまとめてくれている超絶便利サイトがある。そこで過去問を解き、知らない単語や概念が出てきたらググってノートにまとめるのを繰り返した。
なにしろ大量の問題があるのだが、昔と今では傾向も多少変わっているだろうと考えて元号が令和のものに絞って解いた。それ以上やっても飽きるし。
特にストラテジ系やマネジメント系は知識が皆無だったので初めのうちはほぼ不正解だったが、解き進めるうちに正答率が8割前半くらいに落ち着いた。
試験前日にサンプル問題を解いたところ、45分で51/60という得点だった。もっとゆっくり解いても間に合いそうだ。IRT方式での採点なので単純に36個正解すればいいというわけではないが、まあなんとかなるだろう。
科目B
20問100分、全て必答。択一問題だが選択肢の数は多い。
対策を始めたのは試験2日前。手始めに令和元年秋季の過去問からC、Java、Python、アセンブラ、表計算を除いたものを解いて9割前半の正答率だった(学園祭ではMongoDBを使っていたのでSQLがわからなかった)。ちなみに科目Bも旧形式のものは上記のサイトから過去問演習ができる。
試験形式が大きく変わったため古い過去問に時間をかけるのは得策でないと考え、それ以前の過去問は手をつけずに令和5年の過去問とサンプル問題を解いた。なんと驚くほど易化している。プログラムの穴埋めをしたり、擬似コードで書かれたプログラムを人間インタプリタになって実行したりすれば解ける。最後に数問セキュリティ関連の問題があるが、科目Aの対策をすればここは難しくなさそうだ。
試験形式の変更により解答時間も短くなったが、サンプル問題20問に要した時間は50分程度。こちらも試験時間には余裕がありそうだ。
結果
正式な合格発表は来月だが、試験終了時に表示される得点から合否を知ることができる。その結果は
科目A: 805/1000
科目B: 1000/1000
であった。合格基準はそれぞれで600点以上を取ること。余裕を持ってクリアしている。
どちらも制限時間の6割ほどを使ってひととおり埋め、見直しをしてから15分ほど残して切り上げた。
科目Aは思ったよりも高得点だった。単純な正答率よりは低くなると思うが、そこまで乖離してはいないのだろう。
まとめ
1日30分〜2時間程度勉強したので、トータルでは20時間くらいだろう。適当にググると未経験なら200時間、情報処理の知識があるなら50時間の勉強が必要と書いているサイトもある[1]が、プログラミング経験があればもっと短時間で取れることがわかった。
暇な春休みを送っている学生の皆さん、受けてみてはいかがだろうか。
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