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SynologyのNAS上でのtailscaleの再ログインで困った話

2023/10/23に公開

経緯

SynologyのNAS上で、パッケージセンタにあるTailscaleを使っていました。そんな時に、運用を見直したく、アカウントを変更を行いたいと思いました。
Tailscale の画面上では、ログアウトのボタンがありません。

Alt text

そのため、Tailscaleのadmin console から、デバイスをRemoveしました。

起こったこと

Synologyから、Tailscaleを開くとRemoveする前の画面のままになっていました。
Alt text
そのため、パッケージをアンインストールし、再度インストールを行いました。
初回インストールと同じ状態と同じ画面が表示されました。
Alt text

しかし、初回インストールは動作していたログインボタンを押しても反応がありません。

原因

パッケージをアンインストールしても、Tailscaleの設定ファイルが残っているため、正しい挙動になっていない状態になりました。

対処法

  1. Tailscaleをアンインストールする
  2. SynologyのNASにSSHでログインする
    パッケージの設定ファイルは、FileStation等から、見える場所にないため、SSHでログインをします。
SSHでログインする
  1. Tailscaleの設定ファイルを検索する

    sh-4.4$ find / 2>/dev/null|grep tailscale
    /tmp/tailscale-logs
    /tmp/tailscale-logs/tailscaled.log2.txt
    /tmp/tailscale-logs/tailscaled.log1.txt
    /usr/syno/etc/packages/SecureSignIn/preference/tailscale
    /volume2/@appdata/Tailscale/tailscaled.stdout.log
    /volume2/@appdata/Tailscale/tailscaled.log.conf
    /volume2/@appdata/Tailscale/tailscaled.state
    /volume3/@appdata/Tailscale/tailscaled.stdout.log
    /volume3/@appdata/Tailscale/tailscaled.log.conf
    /volume3/@appdata/Tailscale/tailscaled.state
    

    すると、/volume3/@appdata/Tailscaleに設定ファイルがあることがわかります。
    インストールするボリュームをボリューム3を指定しているだけで、各自の環境によって、ボリュームが異なる可能性があります。

  2. 設定ファイルを削除する
    今回は、/volume3/@appdata/Tailscaleに設定ファイル群があることがわかったので、それを削除します。

    sudo rm -rf /volume3/@appdata/Tailscale
    
  3. Tailscaleを再インストールする
    再インストールをすると、初回インストール時と同じように、ログイン画面が表示されます。

まとめ

SynologyのNAS上で、Tailscaleの再ログインを行う際に、設定ファイルが残っていると、ログイン画面が表示されないことがわかりました。これ以外にもSynologyのNAS上に構築してあるTailscaleでは、GUIが機能に対して足りない部分が多そうなので、必要な部分に関しては、SSH経由でCLIで実行するといいのかもしれません。

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