ブラックフライデーでSSDを買ったのでWindowsをクローンした話
おはこんばんにちわ
もうすぐAmazonブラックフライデーですね
私は楽天経済圏に住んでいるので一足先に楽天ブラックフライデーでSSDを買って既存のSSDの中身を丸ごとコピーしました
移行元のSSDがこれで
移行先がこれです
Windowsユーザの人は大体こういう作業時にネットでググるとWindows用のフリーのバックアップソフトを使えって記事をよく見かけると思います
ただググって上の方に出てくるようなバックアップソフトはGPTだのMBRだのクローン機能は無料版では使えなくなりましたーだのとにかく面倒です
しかもこのためだけに入れた欲しくもないクローンアプリが残るし。。。
なので久しぶりにこの作業したついでに
私がいつもやるやり方を載せておこうと思います
必要なのは
- Live起動できるUbuntuメディア
- 新しく買ってきたHDDをPCに認識させておく
の2つだけです
Live起動できるUbuntuメディアに関しては作り方は簡単なので欲しい人は自分でググってもらうとして(というかここで挫折されるレベルだと業者に頼ったほうが良いと思う)
私はUbuntuベースのディストリのメディアが家の中に複数転がってるのでそれを流用してます
私は古いディスクを外付けにするのと新しく買ったSSDを認識させる目的で以下の外付けケースを買いました
ブラックフライデーのお陰でSSDとセットで買っても1万円ギリギリ行かない位で買えたのでとても良かったです
クローンの簡易手順
- 買ってきたSSDをケースにセット
- PCに刺す
- Live起動のUbuntuからPCをブート
- gpartedとddrescueをインストール
- gpartedでWindowsのディスクと買ってきたディスクのパスを確認
- ddrescueで確認したパスを設定してクローン
- クローンが終わったらPCの電源を落とす
- OSの入ってるディスクとケースに入れてるディスクを入れ替える
- 電源を入れてこれまで通りWindowsが起動することを確認
- Windowsのディスクの管理でボリュームの拡張をして未割り当て領域分を使えるように確保
これで完了です
正直一番の難所はSSDの差替だと思ってます
ケース開けたり締めたりSSD指し直してBIOSで認識確認したりするのが一番面倒くさい😖
とりあえずこれだけだと不親切なので詰まりそうな4〜6だけ補足します
4.gpartedとddrescueをインストール
UbuntuをLive起動したらターミナルを開いて以下のコマンドを実行します
$ sudo apt install -y gparted gddrescue
これでLive起動のUbuntu上で目当てのアプリが使えるようになります
5.gpartedでWindowsのディスクと買ってきたディスクのパスを確認
Ubuntuのランチャーからgpartedを起動しましょう
右上の/dev/xxxxって書いてる部分をクリックしてクローン元とクローン先のディスクパスを探して下さい
6.ddrescueにgpartedで確認したパスを設定してクローン
ここを間違えると全然違うデータを全然違うディスクに上書いて二度と元に戻らなくなって詰んだりします
慎重に以下のコマンドを打ちます
$ sudo ddrescue -f -v Windowsのディスクパス 新しいディスクパス
後は終わるまでお茶でも飲んで待ってましょう
最終的にerror系が0でFinishって出てればOKです
終わり
他の作業は物理的な載せ替えとWindowsのGUIで完結する内容なので特筆すべきものはないですが一つ注意点があって完全に中身をコピーしちゃうので元のディスクと新しいディスクの内容が一部競合して両方同時に刺さった状態で起動するとちゃんと起動してくれないという問題があります
なので差し替えたら前のディスクは抜いといて下さい
ちなみにSSDからSSDへの移行だったのでトータルの作業時間は1時間も掛かりませんでした
もうSSDじゃない環境に耐えられる気がしない😅
それでは良いクローンライフを!
しゃみしゃっきり〜
P.S.
初めて買ったSSDは32G
HDDなら2Tのが買える値段だったのでかなり悩んだのを覚えてる
WindowsXP時代だったから10年くらい前かな
JMicronの悪名高いプチフリチップ採用で
半年で全く認識しなくなったADATA製のSSDだった
今となってはゴミ扱いされそうなSSDだけど当時はそれでもHDDより快適だったなぁ
それが今や同程度の価格で容量も性能もこんなに上がってるんだからいい時代になったなぁ
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