真面目にバックアップを考えた時にpCloudの使い勝手が良いと気付かされた話
ファイルのバックアップって難しいですよね
真面目にやるなら3-2-1ルールっていうのがあります
- 3つデータを保有する
- 2つの異なる媒体にデータを保管する
- 1つは遠隔地に保存する
個人でこれに則ったバックアップをしようとするなら2台のディスクドライブとクラウドストレージサービスを用意して
ドライブ1(オリジナルデータ)
ドライブ2(ドライブ1と同期)
クラウド (ドライブ2と同期)
見たいな感じになると思います
で真面目にやると問題になるのがクラウド部分です
少量のデータならどこぞのオンラインストレージの無料契約でなんとかなるんですが
流石にTB超えだすと厳しいです年間契約で1万超えるサービスが殆どです
そこで色々探し回って見つけたのがpCloudです
こいつに決めた理由は
- LinuxだとCLI環境でも外付けHDD扱いで使える
- 買い切りプランがある
の2点です
外付けHDD扱いとはどういう意味かというと
ここからクライアントアプリをインストールして
起動すると
$ df -h /home/dev/pCloudDrive
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
pCloud.fs 7.0G 6.0G 1.1G 85% /home/dev/pCloudDrive
なんとネットワークドライブがマウントされます
自分のディスクスペースを使わずに直接ネットワークドライブ上のファイルを操作出来るようになるため他の同期型のサービスのように自分のディスクスペースを消費される事が無くなります(ローカルキャッシュとかはあるので多少消費されますが)
そしてなんとこのアプリだとGUIがないと動かないのですが
というのを公式がアナウンスしていてこれを使うとLinuxの場合だと
$ pcloudcc -u <ログインID> -d -m <マウントパス>
でCUI環境でもマウント可能になるのでGUI起動じゃないLinuxでも使えるようになるのです
また、もう一つの魅力として買い切りプランがあります
$350で2TBがサービスが存続する限り使い続けることが出来るのです
ちなみにブラックフライデーで更に割引されるらしいです
私は今無料プランで色々試している最中ですが次のブラックフライデーセールが始まったら早速2TB契約します(3年も使えば元が取れると思います)
ちなみに色々しょうもない事を試してるせいですでに無料分がパンパンになってきています
もし同じように試してみようと思う方がいらっしゃれば下の招待コードから登録して下さい
容量が1G増えて検証が捗ります🙇
というわけでpCloudというオンラインストレージサービスが思いの外使い勝手が良かったのでご紹介でした
それでは良いバックアップ生活を〜
しゃみしゃっきりー
P.S.
ちなみに私は最初遠隔地のバックアップ用途に中小規模企業向けのReadyNASという製品を買ってRAID5で使っていました(10年近く前な気がするのぅ…👴)
同じロットのHDDだと故障時期が被る可能性があるため複数店舗で日にちを分けてHDDを買い電源もUPSを設置して停電対策もして3年ほど運用していたある日壊れました💣💥
原因はHDD故障でもなく電源でもなくNASの基盤が逝ったため全て巻き込んで死ぬという想定外の死に方でした
その時の教訓から
やはりこれからはクラウドサービスだ!
となり当時容量無制限で年間99$という破格のBitcasaというストレージサービスに申し込み乗り換えて使っていました
速度もそこそこ出ていたので倉庫として使うなら特に問題無いし電気代も容量も気にせず使えるなんて素敵だなと思って使ってたある日
サービス終了のお知らせが届きました😇
ReadyNASが壊れたときもBitcasaがサービス終了したときも
3-2-1ルールに則っていたお陰で手元にオリジナルとコピーデータの両方が残っていたので別に問題は無かったのですが逆に個人でやるには過剰なルールなのでオリジナルデータとpCloudの2点バックアップだけで良い気もしています
まぁpCloudもいつサー終が来るかわかりませんが3年は続いてくれる事を祈りながら使おうと思います😆
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